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2011年2月10日木曜日

2月11日の革命記念日演説を誰が行うのか?

金曜日2月11日にイランで32回目の革命記念日がある。政府というか体制主催の記念イベントの一環で、デモが行われ最後にアザーディ広場(自由の広場)で演説が行われる。通常は大統領が行うものだが、今年はどうなるのか、まだ未定である。全国向けにテレビ中継もされる。なぜ決まらないのかといえば、過激な発言をするアフマディネジャドが講演をすれば、またも国民の間で緊張が増すだろう。
2009年大統領選の結果の不正を疑って路地にでた人々を「カスやホコリのような者ら」と呼んだのもアフマディネジャドの演説だった。「ホコリ」と呼ばれた人たちが半年以上、なんらかの形でデモを行った。それ以降、現在に至るまでも反政府の動きはネットで絶えない。
2月11日に彼が演説をすれば、「エジプトやチュニジアに連帯するデモ」が行われる予定の2月14日に参加する人が増えると予想される。
アフマディネジャドの「地方遊説」に行かそうとする革命防衛隊関係者もいるとか。彼は、自分やりたいというだろうけど、どうなることや。