素敵な読者の皆さん

2011年11月30日水曜日

英国に次いでノルウェイも大使館員らをイランから撤退させた

外交も国内政治もわからないイラン体制部とその下部の機関によって、残念ながらイランは孤立を深めている。
英国大使館襲撃で英国は大使館員全員をイランから撤退させた。
それにつづいて、ノルウェイも「大使館員の安全が確証されないため」との理由で同じ行動に。
他の欧州国もそうなるのかな?日本は?

国際ビジネスをやるイラン人も、旅行に行こうとする人たちも、誰しもが大変な目にあう。
イラン体制はなにをしたいの??攻撃の前に攻撃しようと言う先手だろうけど、国民は痛いだけだってば。わからないのか??

2250:イランの外交官ら全員、48時間以内に英国を出国すべきだ。英国外相は議会で。
1日 0時10分 ドイツは在イランの自らの大使を説明するためにベルリンによんだ。在ベルリンのイラン大使も独外務省に呼ばれた。
1日 15時 フランス、オランダもドイツ同様に自らの大使を自国に呼びもどした。

座布団2枚!著作権なしに@笑点@コーナーが開かれた!

昨日の英国大使館襲撃の写真分析はつづいている
Image
England英国の代わりに書いているのは、
English 英語国家は本当のテロリストだ!!と、、、
もしそれを英語で書くのならば複数でないからare はダメでisであるべき、スペルも間違っている、goverment ではなくGovernment だってば。
英語講座を開いてあげれば「England Government is Terrorist」か「British Government is Terrorist」は正しいのよ!
他も

「英語」に死を!!

ああ、これで大学生のレベルがばれるじゃないか?それともよほど、外国語は嫌いで「英語に死を!」と望んでいるのか??
無理に英語で書かなくてもいいのにな!
他は おじっちゃん、何年前の入校なの?!

おじっちゃん、何年前の入学なの?!

爆笑!!
日本のメディアも普通に昨夜のイギリス大使館への襲撃を「経済制裁に抗議する学生ら」と報じている。
フェイスブックでイラン人知り合いが紹介した写真をここに

彼の続く文書は:
「大学生に尋ねてはいけない質問が三つある。
1.何年の入学なのか?
2.いくつの単位をパスした?
3.単位の平均点は?
でもあえて聞く。おじっちゃん何年の入校なの?」

ニュースを書く記者らは少し疑ってかかってもらえないかな。
この笑いのセンスに感動!

こちらで紹介した関連のものは:在イラン英国大使館へ攻撃が

2011年11月29日火曜日

在イラン英国大使館へ攻撃が

英国との関係は非常に悪化しているえんちょうにある。
英国大使を退国させるようにイランの議会で可決したし。それは、英国がイランとの貿易を停止したことへの抗議の一環だった。
米国大使館を占拠したことの二の舞か?
BBCペルシア語で見る。ああ、今晩もゆっくり寝かせてくれないな。

______________
23:00 英国大使館から6人は、外に出された。働いているイラン人かイギリス人か不明。
イギリスの旗は降ろその代わりにイランの旗。
大使館内の車2台燃えていると
23:20  大使館の窓らは火炎瓶や石で壊された
大使や大使館員の住むゴルハク地区にも攻撃
英国外務省は強い非難声明をだした
2330 意見:国連や他国からも多くの非難声明がでるだろう。これほど孤立を深めるイランはなぜ大使館に攻撃をかけるような動きをするのか?在京のイラン大使館が同じ目にあったらどうする?
2335 ゴルハク地区で幾人かの外国人(英国人)が拘束されている
2345 意見:イランの治安部隊(警察でもいいわ)は100人ほどの学生(仮学生だろうが)を止められないのじゃ、どうやって米国など反イラン勢力ぞろいである世界と戦うのかよ??

29日0時 ものを盗んでいるのを立ってみている警官!扉を開けているかのようだ。
続きの写真をこのサイトで見られるhttp://digarban.com/node/3437

会員限定のブログをやめた理由と板垣先生のお話になるビデオ

会員限定にしたブログを辞めた理由の一つは、昨夜板垣雄三先生の講演会の様子をネットで見ていたからだ。

八ヶ岳X塾@きままや(板垣雄三氏を囲んで)1/2

久しぶりに板垣先生のお言葉を聞くとピシッとしないといけないと決心がついた。
中東はこれほど動いているのに、中東の人々、血を流している人々の気持ちをらくらくに日本に座っている自分が伝えないといけない。その役割の重要さを改めて理解した。

それ以外に、ウィキペディアは募金を募っていることだった。料理の食材にしても頼っているウィキペディアが広告ところか、会員制でもないのに、このつまらないブログ程度を会員制にするのはなんと言う幼い心で思いついたことかも辞めた理由だ。

話が違いますが、上のビデオは長いがもし、今のエジプトの人々が感じていることが知りたいのならば、大体50分の後を見ればいいかと思う。(全部ももちろん大事ですが・・・板垣先生、割愛してすみませんね)
再来週土曜日10日板垣先生は東京でご講演なさる。ぜひ生でお話をきてください。

板垣雄三先生が見られる中東民主化運動:ご講演会

イランと戦争なのか??

3年ほど前から、毎朝、起きると変なニュースをネットで知る。2008年末に大統領選挙の立候補者がでたときから、不正開票の抗議デモと殺されたり逮捕されたりする人々、、、そして、今は毎日のように戦争のようなニュースがイランから届く。
今度は世界遺産に登録されているイスファハン市で大きな爆発音が聞こえたとのニュース。

いったいなにが起きているのか?不明なことばかり・・・

投稿サイトのBalatarinにおいても大変な議論。しかし、第3か4の都市であるイスファハン市から28日夜までの投稿はないのが不思議。ネットは遮断させられているのではないか?

テヘランで大きな爆発があったり、今度はイスファハンであったり。それも軍事施設ばかりで。

テヘランで爆発した建物の衛星写真はこちらに出ている。http://isis-online.org/isis-reports/detail/satellite-image-showing-damage-from-november-12-2011-blast-at-military-base/
その写真をコピペすると

この建物の数ヶ月前の写真は(もっと大きな写真を見たいのであればもとのリンクをクリックしてください)

戦争?不明なことばかりが続いている。爆発後に右上に写っているのは大勢の人たちなのか?
誰か教えて!
前に書いたいくつかの投稿は

未遂テロ?クーデター中にクーデター?

2011年11月28日月曜日

未遂テロ?クーデター中にクーデター?

設定したはずの会員向けの投稿を辞めました。やはり知は自由であるべきだ。お金を稼ぐ方法は他で考えないといけない。またいつか理由を書きます。
本題:


2週間前にブログで紹介した革命防衛隊基地での爆発の狙いは最高指導者ハメネイの殺害だったと二人の政治アナリストが語っている。
ペルシア語だが、こちらにBabak Daadさんが書いている。

そもそもどのような爆発だったのか以前書いたをご参考にしてください。
2009年の大統領選挙をきっかけに国を負われたDaadさんがハメネイの行動に注目し、未遂テロだったと分析している。
「シーア派にとって最大のお祭りの一つである、Ghadir祭には、金曜礼拝長を行ったり、祝会を開くハメネイだったのに、彼はメッセージを出すことにとどめている。革命防衛隊員の葬式には参加はしたが、爆発以降一切公式的な行動を取っていない。そもそも、ミサイル基地で祝賀イベントで身内であるはずの革命防衛隊員による未遂テロというのは、体制内のこの上ない卑劣だ。最大の「神のおしるし」、アーヤトッラー・オズマで体制のトップは死ぬはずはないのだから、首都に地震のような振動をもたらしたこの爆発の詳細は一切明らかにならないだろう」と締めくくられます。

もしこの未遂テロは確実ならば、「クーデター中に更なるクーデター」がおきていることになる。なぜクーデターと呼ばれるのかをこちらで

2011年11月27日日曜日

閲覧を会員制にしようと考えています

このブログに書き始めて11ヶ月になります。
今までは、無制限でどなたにも公開していた情報ですが、今後は会員制にした閲覧にしようと考えています。年間費5000円(月に換算すれば400円ほど)に設定しようかと考えています。
まだまだ不慣れな作業ですが、2011年12月からは年間費を支払った方のみが読めるようにします。
ご意見などをコメントやメールでお書きください。
どうぞよろしくお願いします。

理由をこちらと  お金を稼ぐようにしないといけない
とこちら  締め切りのある執筆
に書いています。

現在考えている会員制は  2011年12月以降の会員制について

2011年11月26日土曜日

少数派の声をあきらめないエジプト人らは偉い!

また、エジプト人らを大声で褒めるしかない状況になっている。
簡単に説明するには来週実施しようとされている選挙とその制度に大きな問題がある。
半世紀ほど前に決まったとおりの選挙制度でまた今回も国民議会選挙を実施しようとすることへの抗議だろう。この古い選挙制度では、大きな政党ばかりが優先される。
議会の2/3は政党への投票で決まるだけではなく、個人に割り当てられた1/3の議席にも大きな問題がある。コプト正教会信者らや世俗主義のひとたちは、結局議会に議員を送れないことになる。

各選挙区で過半数を得られる候補者がいなければ、決戦選挙に持ち越されることになる。結局個人だとか、少数政党に勝ち目がないことになる。
ムスリム同胞団は来週の選挙を強く望んでいるのには、彼らが最大数の政党であるためだから。

ムバラク政権を倒してからも、まだまだ民主主義国家になるまで道のりが遠い。イランで1979年にパーレビ王が追い出されて、イスラム共和国になったからって、民主主義国家になったとは言えない。少数派の人々が結局無視され続けている。

エジプトの西隣の国、チュニジアで国連監視の下での選挙制度と選挙が行われたことを今のエジプト人らも見ている。タフリール広場に集まっているエジプト人らは、少数派の意見を大事にするためにまた血を流している。脱帽する。古代から続くエジプトの人々が偉い!

エジプトでの選挙制度と問題点を知るために英語だがこちらをお読みください。
http://www.nytimes.com/2011/11/23/opinion/egypts-doomed-election.html

2011年11月25日金曜日

12月開催される現状中東に関するいくつかの講演会


中東学会のメーリングリストで流れた12月開催のいくつかの講演会をここで紹介します。自分も東京にいれば行ったかもしれない講演会の案内です。
 ______
日時:12月1日(木)17:20~18:40
場所:上智大学・12号館201教室 JR&地下鉄 四ツ谷駅下車3分)
講師:モナ・マクラム・オベイダ教授(カイロ、アメリカン大学)
演題:「エジプトの政治変動と民主化の行方 Political Changes in Egypt and the Future of Democratization
言語:English(日本語による逐次通訳付き)
参加費:不要
・定員100名。定員を越えた場合、お越しいただいてもご入場をお断りする場合もありますので予めご了承ください。

 上智大学アジア文化研究所では、外務省招聘により来日されるモナ・マクラム・オベイドM. Mona Makram-Ebeid教授をお招きし、講演会を開催いたします。マクラム・オベイド教授はエジプトの高名な政治学者であるとともに、今年のエジプト民衆革命においても「革命理事評議会」の発起人になるなど、市民運動の代表としても積極的な活動を行っております。今講演においても、いわゆる“アラブの春”の中心舞台であるエジプト政変の背景・現状と今後の展望などについてお話しいただく予定です。どうぞご出席くださいますようご案内申し上げます。
上智大学アジア文化研究所
東京都千代田区紀尾井町7-1
電話 03-3238-3697

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 〈参考〉モナ・マクラム・オベイド教授の経歴
1.学歴    カイロ・アメリカン大学,政治社会学修士号取得(1975年)
ハーバード大学ケネディー・スクール,行政学修士号取得(1982年)
2.経歴:
  (主な学術活動)
  1983-89年    カイロ・アメリカン大学(AUC)社会学部教授
1990-05年    AUC政治学部教授
2005以降            AUC政治学部特別講師
(主な政治活動)
1983-91年    エジプト人権協会執行部メンバー(創設メンバー)
-90年       ワフド党上級執行委員会メンバー(1983-90年には同党外交委員会委員)
1990-95年    人民議会議員(外交委員会,教育委員会,予算委員会委員)
1992-96年    世銀中東北アフリカ諮問評議会メンバー
3.横顔:
(1)マクラム・オベイド女史は,エジプト政界の名門マクラム・オベイド家の出身で、マクラム・オベイド元財務大臣(ワフド党元幹事長(1936-1942))の長女である。
(2)同女史は,ワフド党員(1990年まで),国会議員(1995年まで)として活躍する傍ら,主に国際関係・アラブ政治等に関して,世界各地の大学で客員教授として教鞭を執っている。
(3)民主化,教育,人権,市民社会,女性問題等のテーマにも造詣が深く,コメンテイターとして国内外の主要メディアに頻繁に出演・寄稿している。
(4)1月25日革命後は,タハリール広場の青年活動家を中心に結成された政治運動の一つである「革命理事評議会」の発起メンバーになるなど,市民社会を代表して積極的な政治活動を行っている。
________
◆日本イスラム協会 秋期公開講演会◆
テーマ 「アラブ世界-回顧 と展望」 
【日時】
2011年12月10日(土)午後1時00分~3時30分
【会場】
東京大学 本郷キャンパス法文2号館 第2大教室
【講演者と演目】 
■ 臼杵 陽(日本女子大学)
「近現代史の中のアラブ革命」
■ 長沢 栄治(東京大学)
「エジプト革命の歴史的位置付け」
とくに第二の「革命」の舞台となったエジプトを取り上げ、激動の時代を読み解くヒントをその歴史から探ります。
※入場無料、事前申し込み不要。当日直接会場までお越しください

2011年11月24日木曜日

板垣雄三先生が見られる今の中東:ご講演会

主催者からのメールで以下の講演会の日程等を教えていただきました。
そのメールに
「板垣先生はここで「アラブの春」概念の批判、市民の科学の観点から「専門バカ」批判、原発事故下の日本社会と新・市民革命などの方向に展開したいとお聞きしています。」と書かれていました。
講師:  板垣 雄三 (東京大学名誉教授、元中東学会会長)
日時:   2011年12月10日(土) 17:45 − 20:45 (17:15開場)
場所:  明治大学 駿河台キャンパス 
       リバティタワー1063教室(6階)*250名収容
JR、東京メトロ「御茶ノ水」駅 下車徒歩3分   
主催  アル・ジスルー日本とパレスチナを結ぶ  (旧JPMA)
 現代史研究会
参加費 1,800円 [記念CD(定価1200円)1枚含む]
※上記の問合せ・連絡先:E-mail jsr@ksn.biglobe.ne.jp   TEL: 090-2167-4802

他の研究者に申し訳ないが、日本の中東研究者でたった一人の「先生」と思う板垣先生のご講演をぜひともお勧めしたいです。

2011年11月17日木曜日

自らの裸写真でイスラム教過激支援者に反対するエジプト人女性

20歳になったばかりの一人エジプト人女性は大変なオンライン運動を始めている。「私の体だ。それをどうしようとも私の勝手だ」と書いて、自らの裸の写真をブログに載せている。欧州でも多くいるが、イスラム教過激派とでもよべる大勢の人がいる国での活動はすごい。彼女は自分をムバラク政権を倒した一人の活動家と紹介している。彼女のブログ名は「一人の革命家の書記」。


一秒間に3回、クリックされるعالیه مقدا المهدی オーリア・メグダー・マハディーさんのブログはhttp://arebelsdiary.blogspot.com/?7tir.info
彼女のフェイスブックでのアドレスはhttp://www.facebook.com/3liaa.elmahdy

以前、幾度もエジプトやリビア、イランの女性たちのことを書いているが、その一部は:
女性たちが強姦されるや侮辱される中東。体制側でも反体制側の男たち
エジプト憲法改正で女性の役割は?
イラン一般女性の受ける治安部隊からの暴行と市民反応

面白かった?続きをこちらでhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/p/blog-page_1573.html

11月中旬シリア状況ニュース。短く

残念ながらシリアを取り囲む状況は悲惨だ。
アラブ諸国会議はシリア参加を停止にしたのを日本の新聞等でも出ていますが、「アラブの王国ら」にそれがいえるかどうかも問題だ。ペルシア語で読んだ11月中旬のシリア関係のニュースを下記に添付する。

・シリア隣国のヨルダンの国王(またこれもどの選挙で王になったわけ?」がBBCとのインタビューで「アサドが後任を択んで退陣すべき」と言った。後任を択ぶのは一般国民を殺す人?

・シリアの北隣国であるトルコのエルドガン首相は「アサドは吸血鬼のような汚名を残そうとしている」と非常に強い口調でアサドを批判した。それに「一般国民の殺害をとめなければ、シリアへの電力提供を停止する」とまで話した。石油開発も止めると。シリアの反体制グループも承認された。

・フランスは自国の大使を引き上げた。つまり、国交断絶の一歩手前だ。

・欧米情報筋によると欧州のどこかの国で、シリア同盟国であるイラン政府は反アサド派の穏健派と面会したと。つまり、終わりを確信していることだ。

・今、シリアで一番懸念されているのは内戦の危険性だ。自国民の殺害を拒んだ軍関係者が武器を持って逃亡している。彼らは、首都ダマスカス近くの航空軍情報施設を攻撃した。彼らは自らを「シリア開放軍」と名づけている。

・アサドは政治犯ら1000人ほどを釈放したそうだ。それ以外はどれほど拘束されたままなのか?

日本政府はどうするの?日本の外交や他の関係者のコメントは?
ぜひコメントで教えてください。

追加:フランス外相はトルコにシリアの状況懇談のため訪れることになった。

2011年11月15日火曜日

イスラエル情報機関のモサドがイランを攻撃しているのか?

数日前にテヘラン西南部で大きな爆発があった。その爆発音の大きさは60キロも先のテヘラン東部でも聞こえたんだとか、揺れは激しかったとか。多くのテヘラン市民が昼時の爆発を地震のような揺れだったと話している。マラールド軍事施設からのガスは上がっていたとか。

その爆発後、すぐに「革命防衛隊の弾薬貯蔵工で人的なミスによって弾薬が爆発して17人が死んだ」と発表があった。唯一のテレビ局である国営テレビで「27人が亡くなった」と発表した革命防衛隊のエライ人が、次の発表のときに「ミスプリントでした。17人が殉教した」と訂正したそうだ。
すぐに原因まで突き詰めていうのに、死者数を間違うの?そもそも、そんなにすぐに発表できるわけ?最初からペルシア語の投稿サイトやブログなどで議論は高まった。

この関連でBalartarinである風刺画が人気を得た。

訳:セイエド・アリ(ハメネイの名前)心配しないで出ておいで!地震でもなかったし、軍による攻撃でもなかった!革命防衛隊の弾薬貯蔵庫の爆発だった!
(ネズミを描いているのはリビアのカダフィを連想してのことか?ネズミを利用する風刺画は増えているのか?)

風刺画をさておき、昨日になって米国のタイム誌が「テヘラン南東部の爆発はイスラエル情報機関モサドの仕業だった」と発表した。英語なので読んでみてください。今までもモサドが他に近いことをやったなども。
タイム誌の情報源は「イスラエルは今後もこのような攻撃は続けられるようなタネを持っている」と話している。

軍事専門家でもない私がネットに書かれるこのブログの情報が一番読みやすかった。
ネット上の自動翻訳ソフトでも使って読んでみてください。
http://ninegah.blogspot.com/2011/11/25-3.html
そのブログに「マラールド軍事施設はミサイル開発部がおかれていたところだった。爆発音と煙の量から憶測して8割の確立でモサドの仕業だ」などと分析を書いている。

なによりも死亡した人の中でミサイル開発のトップだった。その上、イスラエル国防相のバラックがイスラエル軍ラジオでの出演で「この爆発をうれしく思う」と話したそうだ。

真相がわからないままでは、パズルを並べるしかないので、この爆発をイスラエルの仕業と見ることが的を得ているような・・・。
あるペルシア語のブログの言い方を借りれば「今まで、なにがあってもモサドの仕業と話していたイランのイスラム共和国体制は、なぜそんなにすぐに原因をミスにするのか。謎が深い」と書いた。

いろいろな謎が深すぎる。
イラン核開発を懸念せざるおえない状況をここに書いた。

間違ってほしい予兆のようなもの

締め切りのある執筆

最後の投稿で
お金を稼ぐようにしないといけない
ことを書きましたが、もしかして、一番必要なことは他の人にできない中東のイラン出身者として本や雑誌への執筆をすることかもしれない。
ブログをよんでくだされば、お分かりのように書ける材料はいくらでもあるのに・・・
しかし、締め切りがないとすすまないことが最大の欠点。出版社に約束をしているのならば、書く。
でないと気になる材料を適当にまとめてブログに投稿する。
もし、ここをお読みになる出版社の方がおられるのならば「中東のイラン人が変わり行く中東を見る」とかいかなるタイトルでもいいので、本を書かせていただきたい。または、雑誌に投稿させていただくとか。日本人研究者らに書けないネタで書くつもりだが・・・

2011年11月14日月曜日

お金を稼ぐようにしないといけない

東京外大勤務で得られた失業保険は今週で最後になります。
イラン体制に嫌われて、稼ぎにもならないこのブログで書くのを今後はどうしましょうか?
中東専門家でテレビなどにコメントしたり、雑誌に書いたり・・・

自分なりに考えるが、無償で書くこのブログを一歩でないといけない。

アイディアください。コメントか、メールで。

2011年11月7日月曜日

You Tubeは石殺しの刑に!

イランで今、国家運営のメディア祭が行われている。その一角に、You Tubeに石殺しの刑が行われているようだ!
国内で発行禁止になった新聞等が多いイランで、この祭りに国際メディアも参加していない。

石を投げるので想像できるのは、結婚以外で性的な関係を持った男女への刑。そして、サウジで行われるアラーのための巡礼の祭、イスラム教徒らが「悪魔の塔」に石を投げる行いだ。この黒い塔に近いものはそれに近いかも。
そんなに自由メディアが嫌いなのか?ブログももちろん嫌われている。

2011年11月4日金曜日

間違ってほしい予兆のようなもの

先に結論から書くと、英米イスラエルが、共同でイランへ攻撃する可能性は高まっているのではないかと感じてしまう。ぜひとも間違ってほしい予兆です。

イラン国内の分析でもっとも信頼しているパリ在中のAhmad Salamatianさんが大変珍しくある声明に署名をいれていた。「イランのイスラム共和国体制は攻撃の危険を理解して、対策をとってほしい」旨だった。イランのイスラム共和国から「外国の手先である『反体制派』というレッテルを貼られている一人だ。
同じように「反体制派」で国内政治の分析が鋭いAkbar GanjiさんもBBCペルシア語に大変、気になる記事を投稿していた。イスラエルのイラン空爆だ。(ペルシア語理解者にぜひとも読んでほしい)。
彼はいつも内政状況を批判する文書を書いているのに、今回は「中東で唯一NPT(核拡散防止条約)に加盟していないのはイスラエルだ。原爆を200とも持っている国なのに、なにが中東で怖いのか」と書き「イランに独裁者がいたとしても外国から核疑惑を理由に攻撃を受けることは断じて許されない」と締めくくる。
Ganjiさんとは、ハメネイを強烈に批判し、政治犯として6年の禁固刑を受けた。ハンガーストライキを70日間も続けた後、開放され、現在は米国にいる。それほど、ハメネイを批判する人は外国からの攻撃を懸念して書いた。

これらの数日前に英国の新聞等に「英国はイラン攻撃を計画中だ」とでていた。
ほとんど同じころユネスコにおいて、パレスチナが一国として承認された。ドイツ在中イラン人外交研究者Mehran Baratiは「困ったことにイスラエルが困ると攻撃を仕掛ける」と分析していた。

独裁者が倒れ続ける「アラブの春」で変わってきた世界情勢を未だに反応していない国は中東にあるとするのなら:
イランとイスラエルがその代表の二ヶ国だろう。


外国為替を買い求める人たちのイランに多くいることも、皆がイランを逃れる準備をしているのではないかと・・・・
ここで書ききれい理由は他の理由あるが、ひとまずここでとめる。
ぜひとも、全部が間違ってほしい分析だ。

2011年11月2日水曜日

サウジアラビアで、悪魔とつながっている罪で、男の首が切られた


またも信じられなくい、残念なニュースがネットに流れた。

中東大国で原油埋蔵料は世界一で、そして、米国の同盟国であるサウジアラビアで「サターン(悪魔)とつながって、将来を予言する罪」で一人の男の首がアラブの刀で切られた。

映像はここにあるが、私自身が見られなかったし、けしておすすめしない。

http://www.youtube.com/verify_age?next_url=http%3A//www.youtube.com/watch%3Fv%3Dz2IaWPbefZg

ペルシア語投稿サイトのBalatarinで多くの人がこの事件を批判し「600年前にヨーロッパで行われていた女性たちを焼き殺していた魔女狩りと同じことで許せない」など。

世界のイスラム教徒らが「アラーの家」とされるサウジアラビアのメッカなどへ巡礼のため行われているさなかなのに。聖なる気持ちを満ちているはずなのではないのか?なにが、神で、なにが悪魔なのか。神の家の鍵を持っているということだけで、サウジアラビアで政権を握っているサウド家なのに、神を貶していない??
この時期だけではないけど、サウジでこのような死刑は多い。人の命をそのアラーがくれたはずなのに、人間が奪っていいの??

★訂正。この事件は9月末の出来事だった。巡礼の時期ではないが、アラーの家があるサウジであったことに違いない。残念