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2011年11月15日火曜日

イスラエル情報機関のモサドがイランを攻撃しているのか?

数日前にテヘラン西南部で大きな爆発があった。その爆発音の大きさは60キロも先のテヘラン東部でも聞こえたんだとか、揺れは激しかったとか。多くのテヘラン市民が昼時の爆発を地震のような揺れだったと話している。マラールド軍事施設からのガスは上がっていたとか。

その爆発後、すぐに「革命防衛隊の弾薬貯蔵工で人的なミスによって弾薬が爆発して17人が死んだ」と発表があった。唯一のテレビ局である国営テレビで「27人が亡くなった」と発表した革命防衛隊のエライ人が、次の発表のときに「ミスプリントでした。17人が殉教した」と訂正したそうだ。
すぐに原因まで突き詰めていうのに、死者数を間違うの?そもそも、そんなにすぐに発表できるわけ?最初からペルシア語の投稿サイトやブログなどで議論は高まった。

この関連でBalartarinである風刺画が人気を得た。

訳:セイエド・アリ(ハメネイの名前)心配しないで出ておいで!地震でもなかったし、軍による攻撃でもなかった!革命防衛隊の弾薬貯蔵庫の爆発だった!
(ネズミを描いているのはリビアのカダフィを連想してのことか?ネズミを利用する風刺画は増えているのか?)

風刺画をさておき、昨日になって米国のタイム誌が「テヘラン南東部の爆発はイスラエル情報機関モサドの仕業だった」と発表した。英語なので読んでみてください。今までもモサドが他に近いことをやったなども。
タイム誌の情報源は「イスラエルは今後もこのような攻撃は続けられるようなタネを持っている」と話している。

軍事専門家でもない私がネットに書かれるこのブログの情報が一番読みやすかった。
ネット上の自動翻訳ソフトでも使って読んでみてください。
http://ninegah.blogspot.com/2011/11/25-3.html
そのブログに「マラールド軍事施設はミサイル開発部がおかれていたところだった。爆発音と煙の量から憶測して8割の確立でモサドの仕業だ」などと分析を書いている。

なによりも死亡した人の中でミサイル開発のトップだった。その上、イスラエル国防相のバラックがイスラエル軍ラジオでの出演で「この爆発をうれしく思う」と話したそうだ。

真相がわからないままでは、パズルを並べるしかないので、この爆発をイスラエルの仕業と見ることが的を得ているような・・・。
あるペルシア語のブログの言い方を借りれば「今まで、なにがあってもモサドの仕業と話していたイランのイスラム共和国体制は、なぜそんなにすぐに原因をミスにするのか。謎が深い」と書いた。

いろいろな謎が深すぎる。
イラン核開発を懸念せざるおえない状況をここに書いた。

間違ってほしい予兆のようなもの