素敵な読者の皆さん

2011年4月29日金曜日

皮肉にもイランとイスラエルはシリアのアサド政権の存続を希望する

アルジャジーラテレビ局の英語放送でシリア軍は人々の攻撃を拒否していると出ている。
リンクは
リビアの情報同様にアルジャジーラのサイトを頼りにしている。今日は金曜日礼拝の後に大きなデモが予定されている。
シリアの状況をこと細かく見ているのは皮肉にも敵対している「イラン」と「イスラエル」だ。シリアはイランにとって、最強の協力国、「反イスラエル」や「レバノンのヒズボラ支援」で競争しながらも協力している。そして、そのイスラエルは一番安定している隣国はシリアであるから、アサド政権が倒れれば、その後どうなるかは、心配で仕方がないだろう。
市民が殺されているなか、こう書くのは残念だが、現在のシリアが生んだものは「国際政治の皮肉」だ。

英国王子の結婚式にイランの在英大使が呼ばれた

今日行われるウィリアム王子の結婚式に招聘される、されない人たちの問題は夕べもあった。
バーレーンの王子の招聘はなしになった。前に書いたものは
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/04/blog-post_6796.html
シリアの状況はこれほど悲しいのに在ロンドンのシリア大使が呼ばれていたが、キャンセルになった。しかし、イランの大使は出席するとのこと。公式的な場だけれども、酒は飲まないだろうし、食べ物もハラール(イスラム教で許された食品)だろう。しかし、近くにセクシー服装の女性が来たら、すぐに逃げるかどうか?!なにせ、イスラム共和国代理の大使だからな。もしかしたら、面白い写真がこれから出るかもしれない!楽しみにしてみよう。

2011年4月27日水曜日

イラン内務大臣にも「辞任要求」?

情報大臣の辞任劇はまだ続いている。5日間もアフマディネジャド現職大統領は仕事に行っていないそうだ。そこで更に内務大臣にも「辞任」するようにネジャドから要求があったようだ。それを辞任と言わないのではない?
内務大臣も重要ポストの一つであって、ハメネイの息がかかれないと就任も辞任もないポストだ。
国民議会でネジャド議会証人の呼び出しの流れもあるとか。
現職政権だけではなく、現政権が音をたてて、崩れている。

2011年4月25日月曜日

情報大臣が出席したがために閣議を現職大統領は欠席?

理由は明らかにされていないが、アフマディネジャドは閣議にでなかったとか。情報は錯綜している。統一したニュースは出ないことは、体制内の混乱のせいだろう。
情報大臣が「辞任した」、「辞任させられた」、「復任した」、「復任させられた」始まりは先週からだ。書いたイランの関連を先週からご覧ください。

2011年4月23日土曜日

英国王子の結婚式に、バーレーンの王子も出席予定

タイトルに、「王子」を連発して書くことに違和感を感じながるが、中東に関するニュースなので書く。
来週行われる予定のイギリスのウィリアム王子の結婚式に、バーレーン王子も参加予定だと。
サウジアラビア軍隊も入国して、市民が殺されているバーレーンなのに、結婚式に呼ばれる身分?英国は招待する理由は?
そもそも、王子ってなんなんだ?
???ばかりだ。

「シリアは平常だ」とイラン国営通信社が報じる

こんな悲惨なりシリア人状況は日本でも報じられているのに、イランの国営通信社は「デモがまったく起きていないシリアでは、アサド支援者らは改革を歓迎している」と報じた。
シリアの状況をFacebookでこちらに

シリアの状況も残念ながら悲惨だ

シリアの状況は悲惨だ。市民の要求に銃弾に応じるとは。見ず知らずのシリア国民が血まみれになるのは耐えられない。デカデカに飾られたアサド大統領の写真を破る映像だ。(いつ選挙やったわけ?父親から権限をもらっただけだろう!)
イラン国営テレビをはじめ国内のメディアは「同盟国のシリア」の情勢にほとんど触れない。しかし、外務広報官は「地域の国々は自国民の要求に耳を傾けるべき」という。イランは自国民の声に耳を貸しているわけ?
以前シリアについて書いたのは

2011年4月22日金曜日

「『おしん』によろしく」と言われ、イランから日本へ見送られた一人として

田中好子さんの死去を今朝、知った。ご冥福をお祈りします。大変残念に思います。
イランでは日本を「おしんの国」と呼ばれるのは多い。私は中学と高校時代、イラン・イラク戦争期の真っ只中、おしんを見ていた。イラク発のミサイルは首都テヘランを直撃していたとき、シェルターにいながらにして、見ず知らずの人たち大勢とおしんの放送を見ていた。
東京大震災ですべてを失ったおしんは、どのように懸命に働いて生活を立て直したのか、戦時下の状況にあるイラン人にとって、見本にすべき存在だった。
東北大震災を「おしんの国」の人々は乗り越えられる。「おしん」と手をつないで、「おしんの国」を立て直すつもりだ。
この文章を読まれる「おしん」のみなさん、がんばりましょう。
★4月23日訂正:田中好子さんのお名前を間違っていました。大変失礼いたしました。ご冥福をお祈りします。

2011年4月21日木曜日

情報大臣辞任劇を風刺画で

درگير (١٦٧)- نرمش تازه

情報大臣の辞任劇を風刺したManaNeyestaniさんの描かれたもの。
Beshin「座れ」とPasho「立て」の繰り返し。
おじいさんの言葉の訳「これは情報大臣の最近の運動でさ」
情報大臣が神学者であるがために、このターリバンのような服装注目!
ここからhttp://mardomak.biz/resizer/phpThumb.php?src=/library/uploads/cartoon/manadargir020.jpg&w=952&q=90

体制派の疑いもない分裂。検閲されはじめた現職大統領派

イランの政治ばかりに目が向いている。昨日も書きましたが、情報大臣辞任劇は2009年大統領不正選挙以降続いている政治変化をさらに体制内部で過激にさせている。現職大統領のネジャドの関連サイトはイラン国内でフィルターされるようになって、見られなくなっている。大統領府サイトも見られない時間があったとか。

理由を簡単に書こう。
・聖なる(?!)誕生も含め、聖なる職についている最高指導者ハメネイは2009年大統領選挙後に「選挙は正しかった」として、憲法で認められているはずの再集計を止めた。
・その聖なる最高指導者の指名を受けたアフマディネジャドは自らはなにをしても承認されると理解した。秋に開催予定(以前も書いたが実施できないと思う)の国民議会選挙で自らの一派を議会に送りたいがために、事前検査を行う一機関である情報相の大臣を辞任に追い込んだ。しかし、聖なる方、本人が、それを喜ばなくて、自らの息がかかった人を議会へ送ろうとした。
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/04/blog-post_3404.html

情報大臣辞任劇は昨日も書いたように終わりの始まりが見えた一部でしかない。
大統領選挙の結果を疑って道路に出て、殺された人々の血がここまで影響を与えている。自由のために命を落した皆のご冥福をお祈りします。
殺害された人々に関する過去の文書は
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/norouz.html
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_1139.html など

外人だというのは得であることもあ~る!

先週、浪江町ご出身の管理人さんのことを書いた。それ以降はこうだ。
マンション住の方々、全員に声をかけて、支援金を「○×マンション住民の会より」と書いた封筒をまわして、無記名でお金を足すことにした。今日、浪江町へ行って帰ったばかりの管理人さんにその封筒を渡せた。本当に東北の方は遠慮深いのよね。受けとってくださるまで、時間がかかりました。皆の気持ち程度しか入っていないのに、ご遠慮なさるのに逆に申し訳なく思いました。
この呼びかけは、たぶん外人の私が呼びかけたらマンションの方が応じてくださったとも思う。以前、住む古いマンションの庭でバーベキュを企画して実施したのも、マンションができてからはじめてのことだったそうだ。
そういう時も、外人って、得だねと思った!
外人としてできること被災者支援でがんばろう

2011年4月20日水曜日

情報大臣は残るか否か。終わりの始まりが見えている

イランの話題やニュースはいくらでも書ける。しかし、なんと言っても、隣のページで2月27日に公開したものでしかない。
イランの情報大臣は辞任した。それをアフマディネジャド現政権の大統領が認めた。しかし、イスラム共和国体制のトップ、ハメネイ最高指導者が認めなくて、留任を求める。それでも、ネジャドは粘る!俺は2400万人の得票で当選したんだぞ、と威張る!
ハメネイにそんな権限はあるのか?どこの法で?
情報省ほど、情報の少ない省がないイランなだけに、このごたごたは体制指導部の争いを示す。私は、これを決定的な体制崩しの始まりと見る。

三陸海岸の石碑は警告していた。オーラル・ヒストリーを大事に

昨日、毎日新聞の記事を紹介したら、ツイッタでいいブログをご紹介いただきました。
http://24438241.at.webry.info/201103/article_30.html
いつのものかわからないが、高台にある石碑に津波を警告して以下のように書かれているそうだ。
「高き住居は児孫に和楽 想え惨禍の大津波 此処より下に家を建てるな」
地球のどこであっても、先人らの教えに従うしかない。歳を老いたイラン女性らのオーラル・ヒストリーを最初の研究手段としていたときから、重々わかっていても、忘れることがある。書かれない記憶を、人々の声を文字にして残そう。

アゼルバイジャン共和国で逮捕される母親と幼い娘

ロシアの南、イランの北西にあるアゼルバイジャン共和国でデモが続いているようだ。その映像の一つをここに。母親と同じように、幼い娘も「自由」と「辞任」を叫んでいるが、逮捕される。
警察カーに入れられる娘が泣いているのはなんとも悲しい。
どこが「共和国」か?父親死亡後、大統領となった息子のアリエフ。
右のページにも書いたが、中東に国境はないというのは、言語にもある。
「アーザーディ」はイランでも「自由」という意味。「イステーファー」は訛りが違ってもペルシア語でも、アラビア語でも、「辞任」になる。
漢字文化圏であれば、ほとんど通じるのと同じ。
アゼルバイジャンをはじめ、今後、中央アジアにも市民のデモが勃発すると思う。

2011年4月19日火曜日

東日本大震災:先人は知っていた 「歴史街道」浸水せず

東日本大震災の津波にのまれこまなかったのは、旧街道だったそうだ。
歴史を学ぶしかない。その土地土地の文化は数千年以上かかって蓄積されている、学ぶしかない。
すばらしい記事だった毎日新聞のリンクはこちら
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110419k0000e040095000c.html

2011年4月18日月曜日

「神聖」か、「笑い話」か?

最初に、自分の「宗教」解説を書く。生活に必要な「知恵」をというもの。
イスラム教でいうと:毎日の礼拝だけを考えたら、毎日、手を洗ったり、汗を落したりして、落ち着く時間を設けること。レアなステーキを頼んでも、豚肉をしっかり焼かないといけないことから豚肉を禁じる。というのも、1400年前は、砂漠で火を起こせる材料は動物の糞でしかなかった。
宗教の説明はさておき、イランで今、「神聖」なものはジュークとなっている。それは、最高指導者のハメネイの生まれたときの話が発端になっている。生まれた瞬間に「ヤー・アリー」と叫んだとか!!それをモスクで語っている神学者の映像はネット上ですごい話題に!!その神学者は、コム市の金曜礼拝長!!イランでは、各都市の金曜礼拝長を最高指導者が選ぶ。なんと、「アリー・ハメネイ」の指名だった人が語った。
ネット上で、聖母マリアから生まれたイエスのことも議論される。
宗教政権が生み出す「想像を超える」神話は今に始まったものではないことを理解しないといけない。
日本語で「よっしゃ」と同じように、ふんばるときに「ヤー・アリー」と言っていたイラン人らは、今、ヤー・アリーと言えば、出産シーンを思い出すのか?!
イランでのクリスチャンについて前に書いたものはhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2010/12/blog-post_24.html

8週間もリビアにいたフォトジャーナリストの写真シリーズ

必ず毎日、何度もチェックするBBCのペルシアにすごく面白い写真シリーズがでていた。
イラン出身のAlfred Yaghoubzadehさん(アルフレッド・ヤーグーブザーデ)の写真シリーズだ。イラン・イラク戦争期の報道写真から仕事を始めた彼は、今、フランス在住で現地の通信社に働いている。このリビア紛争の写真らで、いっそう現地の人々の意気込みは感じられる。テレビの映像よりも生々しいかもしれない。
① http://www.bbc.co.uk/persian/world/2011/04/110414_l13_pics_libya_alfred_album_1.shtml
http://www.bbc.co.uk/persian/world/2011/04/110414_l13_pics_libya_alfred_album_3.shtml
http://www.bbc.co.uk/persian/world/2011/04/110414_l13_pics_libya_alfred_album_2.shtml
エジプトで写真をとっていた最中に怪我した彼を以前もこのブログで紹介した。
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/02/blog-post_7897.html

2011年4月17日日曜日

ドナルド・キーン先生に見習うべきかも

ドナルド・キーン先生は日本大震災を受け、日本支援の意味で日本国籍を取得するそうだ。
私もこれほど日本がすきなので、見習うべきと考え始めた。
キーン先生、いつもいいアイディアばかり教えてくださってありがとうございます。

2011年4月15日金曜日

エジプト革命はどれほど成長したものか。1979年イランの革命対比

エジプトでムバラク元大統領は心臓病のことで検察の調査は延期されているそうだ。ムバラク息子らは逮捕され、審査を受けているとのことだ。
このニュースを読んだときに、エジプト革命後の動きに拍手したくなった。というのも、1979年のイラン革命直後に、毎日のように前政権関係者の死刑写真や死刑された名簿は新聞に載っていた。それに比べれば、30年以上独裁下に住んでいた人々はどれほど自らの行いに注意を払っているのか。
もちろん、その原因は未だムバラクが出身であったエジプト軍は残っていて、政権運営を任されていることは大きいだろう。しかし、「退陣」を求めても、79年のイランと違って、「死刑」を叫ばなかった、エジプト人らの革命はまた成長したものと理解する。
もし、79年にイランで革命を起こした人たちも少し理解してあげれば、冷戦下では、イデオロギは今よりもずっと浸透していたものだった。北国境はソ連に接してイランのパーレビ王は米国の代理をしていたので、その状況下にいた若者らは革命を起こしてしまったものだ。
民主主義実現はそのまま人権尊重につながるとは思わない。デモクラシーのシンボルである、アメリカは自らの軍隊がイラクのアブグレイブ刑務所で捕虜虐待が正当化できないこともその表れだ。(イラク人捕虜らを裸にして写真をとっていた写真など)。人類はなぜ虐待するのかについて、ナチス・ドイツが行ったユダヤ人殺害を詳細に分析したアレント「人間の条件」の著作をおすすめする。

エジプト革命はイランよりもいいものをもたらしてくれると期待している。エジプト人よ、インターネットで「民主主義」と「人権尊重」を見張ってちょうだい。女性の人権尊重はなによりも忘れがちだと前に、書いたのはこちらhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_27.html
と http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_339.html
エジプト人らよ、期待しているから、がんばれ!

金曜礼拝とは

金曜日となると今の中東で、なにかが動く。しかし、そもそもなぜ金曜日の礼拝はここまで重要なのか。
イスラム教徒は毎日、朝から5回の礼拝をする。(やるべきだけど、やるかどうか別。彼岸だからって、先祖の墓地へ行くかどうかと同じようなもの。)それもあって、金曜日は週一の休日。イランであれば、役所は木曜日と金曜日に休み。日本で言えば土日。
この金曜日というのはアラビア語でジュムアー、ペルシャ語で同じ語源からきて発音が違って、ジョムエという。このジュムアーは「集まる」という意味。週一の休みを設置することの意味から、集団で礼拝をやろうと。キリスト教徒が日曜日の教会へ行くことと同じ。
これを知っておけば、なぜ最近、中東各国で金曜礼拝のたびに動きがある。人が集まれば、それや、大勢がいるから、大きな声で自分たちの要求を叫ぶ。
今日も金曜日。中心に見るべきところは、シリアかと思う。

2011年4月14日木曜日

トイレを流す外務大臣?インタビュー中なのに


イスラエルの大臣が携帯電話でインタビューを受けている最中にトイレを流す!それもパレスチナのハマスについてインタビューをされていたときだった。その意図は?
過激右派であるあるLiberman外務大臣は、旧ソ連生まれ。ソ連崩壊後独立したモルドバ共和国の首都生まれだ。モルドバは東ヨーロッパで国境は、ルーマニアとウクライナに接している。
ソ連崩壊後、イスラエルに多くの移民が入って、イスラエル国籍をとった。ユダヤ教徒であれば、国籍がもらえた。イスラエルは人口を増やすためにとにかく世界中のユダヤ教徒を受け入れている。アフリカからも。イランからは4万人のユダヤ教徒がイスラエルに渡ったとされている。イスラエルのテレビ中継にロシア語の放送もある。

そうした旧ソ連出身者らのコミュニティのバックアップでに大臣になれたものだろう。彼は、「わが家、イスラエル」の党首だ。彼の本当の家は?

2011年4月13日水曜日

外食文化が果てる地はイラン

イラン出身者が言うから、間違いないこととしてご理解してください。
外食はケバーブ以外ない!あってもハンバーグか、ピザか。イラン料理を食べたくてもない。上岡弘二先生は、イラン文化を紹介されていたどこかの本で「イラン:外食文化が果てる地」と紹介されていました。本当にそうなんだ。
ほかの中東各国は料理がおいしいのに、なぜイランの外食はダメだろうか。みなが家が好きなのかな?家庭料理の写真でも見て食べた気になってください。
http://www.2onya.net/taxonomy/term/30
正直、この文書を書き始めてから、はじめてイラン料理の写真をネット検索したのだが、見つからない!自分にそうしたセンスがないのか、みながやはり家庭料理の写真を載せたくないのか?
イラン北西部のアゼルバイジャン地方の料理がおいしいよ。また自分がとった写真でも見つけたらいつか載せる

浪江町ご出身の管理人さんのお話

ここまで近くに福島原発に関わりの深い方がおられていたなんて。住んでいるマンションの管理人さんは福島の浪江町ご出身。リフォームしたばかりのご実家は海から300メートルも離れていなくて、津波で流されてしまった。原発から10キロも離れていない町。82歳の叔母さんが今、東京でご一緒に住まわれるようになりましたが、ご親戚やご友人などの行方は知らないとおっしゃていた。わずかばかりのお金を包んだとして、どうにか手伝いたい。叔母様にご一緒させていただいて、散歩へ行くとか。ああ、なんという被害なんだろう。
被害を受けていないわれわれでがんばろう。被災者の皆さん、どうか甘えてください。どうか、お願いいたします。

2011年4月12日火曜日

知恵を働かせばどんな壁でも越えられる!フランスのムスリム女性たち


フランスのブルカ禁止令は4月11日から実施されたが、顔を隠したいイスラム教徒の女性らはこうした対策をとっている!知恵を働かせればどんな壁も越えられるさ!
女性たちが家から出なくなることを心配していた私は愚かだった!大丈夫さ!日本でもよくあるマスクを使うのよ!知恵を働かした人たち偉い!
フランスでの法令に関してhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/04/blog-post_12.html

ファッションの街、パリで女性たちのブルカは禁止に

フランスで女性たちが顔を隠すブルカは禁じられ、市街で顔を隠せば罰金を払うことになった。
イスラム教で女性は顔を隠すべきかどうか、そもそも女性たちの姿はどうあるべきなのか、統一された意見はない。コーランでも書いていないし、イスラム教だからって、みな同じ意見を持っていない。
ファッションの街、パリで昨日、ブルカを顔に隠していた人が3時間逮捕されたりした。個人の自由をどうするのか。「自由の国」(?)フランスは大きな波紋をよんでいる。
女性の問題は中東でも、世界でも大きい。
中東の状況はhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_27.html

32年前のイランは今の中東

このビデオは1979年のイランで、パーレビ王を追い出した革命当時の映像。
これを見ると、どこがイスラムの勢力があったのか?徐々に変わってしまったことを改めて知る。
今のイランのイスラム政権はこうした映像を見せないのよね。今の中東で各国の人々はこうしたことを気にしているのだろう。自分たちの望むものにならないように、すごい気をはっている。
中東人ら、がんばろうよ。

2011年4月10日日曜日

音楽コンサートも開催できないイランは穏やか!(だってば!)

イラン体制は人々の集まりを警戒している。なぜだって?それや、集まれば変な騒ぎを起こすからだろう。
伝統のペルシア音楽の歌手、Shahram Nazeriさん(シャフラーム・ナーゼリさん)のコンサートはキャンセルされた。世界遺産であるペルセポリス近くの大都市シーラーズで開催予定だった。それも突然のキャンセル!
また予言させてください。この秋に国民議会選挙は実施されない!だって、どうやってこの穏やかな中で選挙活動を許すわけ?!

大震災後の日本は選挙を実施できて、よかった。立候補した人、実施した人、参加した人、お疲れ様。
イランの今後の予測について、隣のページをご覧くださいhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/p/2011226.html

投票してください。投票権のない人からのお願い

わずかな住民税であっても、東京都民税は払っている。しかし、投票権はない。
これほど大好きな日本なのに、意見をブログ以外で言えないのは悔しい。「もし投票権がほしいならば、日本国籍をとって」とのことだが。しかし、その前条件はイラン国籍を捨てることだ。ひらがなになっても「あれず」のままだ。
日本憲法の試験をしてもいいし、愛国心を図るなんらかの条件を加えてもいいけど、イラン国籍のままで、日本国籍と投票権もほしい。
もし、在日外国人に投票権を認めたとするのなら、東日本の大震災後、多くの人が日本を逃げなかったかも。
投票権のある方、ぜひ投票に行ってください。捨てるのはもったいない。

2011年4月6日水曜日

義理の祖父の葬式に参加した罪(?!)で

元首相のムサビさんの103歳の父親が先週亡くなった。埋葬されるところで、ムサビさんの義理の息子がその埋葬式に参加した。
埋葬式に参加した罪でぼこぼこに殴られ、怪我を負わされた。写真は:
http://www.kaleme.com/1390/01/16/klm-54216/?theme=fast
彼は大学の先生でもあるのに、なぜ?103歳のおじいさんの埋葬式で脅かされるイランの安全とは?さぞ穏やかであること!
ムサビさんらについて前に書いた説明はhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_31.html

2011年4月5日火曜日

フェイスブックで被災者の方に集めている手紙らのアドレス

http://www.facebook.com/home.php?sk=group_121305464612735&ap=1
イランは休み明けになったので、手紙が増えています。もし、メンバーならば上のアドレスに加わっていただけませんか。ぜひとも皆さんにお伝えいただきたいです。明日、文化放送で話しますけれどもね。
別の手紙は例えば:
「物理的な被害というのは、強い気持ちで簡単に乗り越えられもの。この強い意義の証の数々を日本の歴史にある。」
ホッジャト・ザリネジャードさんより

もとはといえばhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_29.html
ブログにだした手紙らは
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_9192.html
とhttp://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_1834.html

2011年4月4日月曜日

フェイスブックは、パレスチナ人の抗議サイトを消した


フェイスブックでパレスチナ人らの反イスラエルの抗議デモを呼びかけるページが消された!35万人以上の参加者がいたそうだ。パレスチナ人は、抗議をアラビア語でインティファーダという。
3のインティファーダーとされていたページだった。
情報エンジニアの多くはイスラエルのエンジニアなのに、彼(女)らにとってのフェアとは?中東の根本的な問題はイスラエルにあるとつくづく分かる。中東各国の政治かもそれを理由にするし、欧米政府も。
フェイスブックはなにを消して、なにを残すの?中東の他の抗議呼びかけはいいけど、イスラエルに対してはだめ?イスラエルの味方してどうするの?

2011年4月3日日曜日

アゼルバイジャン共和国のバークー市でデモ

市民が行われるデモの波はとどまりようを知らない。
次はどこかと知りたい場合はこちらのリンクを
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/01/blog-post.html
デモクラシー・ランキングが低ければデモは起きるさ
先月発売された現代思想の「アラブ革命」号に広がるデモの由来を書いた
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_1798.html