素敵な読者の皆さん

2012年9月30日日曜日

一米ドル3万リアルに跳ね上がってしまった

経済制裁のせいばかりではなく、ネジャド政権のせいだけでもなく、イスラム共和国体制の仕組みのせいが非常に大きいが、イランの通貨リアルはすごく価値が下がっている。今日、9月30日に1ドルは3万リアルまで下がってしまった。
イスラム共和国が作り出された革命年の1979年に一ドルは70リアルだった。電卓で計算すると「428分の1」に価値が下がった。日本では想像もつかないでしょう?
イランの中央銀行は崩壊していると言っても過言ではない。政策を打ち出せないし、どうにもできていない。この1年半で三分の一に。一年半に「1米ドルは10000リアルだったのに、今は3万リアル」
国民にどうせというのかよ?生計をどう計算すればいいというのよ?リアルの価値がどんどんと下がっていることだ。
非常に残念だが、イランで米騒動がおきる可能性は高い・・・

追加:イランの現体制は自らの維持のために、アフマディネジャド大統領(嘘ででっち上げられた選挙で大統領にさせられた人)を外すかもしれない。読んでいるニュースや分析らでそのにおいがする・・・議会は、彼を免職にする方向かな?これで、定まった給料で生活をせざる人々の生活は成り立つのか?

2012年9月26日水曜日

160人をつれてNYへ「旅行」している大統領という名の人

ネジャドが選挙(?)でイランの大統領となってから8年がたつが、その8年間で8回も米国のNYに国連総会に出席でいる。それも100人以上の同伴だか、同行で!今年は160人も連れている。結局ニューヨークは憧れの場所だと言えばいいのに。国連総会で「世界問題の解決を提案する」んだとかイラン国内で語って、予算をがっぷり持っていく。憲法だとか、法だとかがあることにされているけど、どこに??原油でえる予算はいくらなのか、誰もがいえない。予想しかない。米国ビザ申請で結局、2人の大臣も含め20人に許可下りなかったから、今回は160人を連れてアメリカ合衆国へ行っていることがわかった。インドは10人以下だと知っているけど、日本は10人か20人程が国連総会に行くのだろう。誰か、その数字を知っているんなら、コメントで教えてください。
ネジャドは8年前から米国旅行(?)へ行くたびに米国メディアのインタビューばかりを受ける。英語も話せない彼は、目立ちたいだけで、ペルシア語記者らのインタビューをほとんど受けてこなかった。今回はそのメディアからひどく侮辱されている。彼の一人芝居をこのように侮辱しているのは、1801年に創設された米国7番目の部数があるニューヨークポストだ。新聞がネジャドを取り上げた記事と写真はこちらに
http://1freedomseeker.files.wordpress.com/2012/09/peaceofshit-11.どうこjpg


英語がお分かりならば、このPeace of Shit の裏に隠されている意味がお分かりになるだろう。とても、私の訳で言い表せないな・・・お手洗いに関連するものは汚すぎてさ?!PieceとPeaceを入れ替えれば・・・
ピースマーク、「平和」を見せながら、「イスラエルの撲滅を訴える!」という記事だ。

そもそもこのトイレのにおいのするコメントはどこから来たのかは、上のビデオに由来する。BBCペルシア語の記者が「イラン国民議会の議員らは同行の160人にかかっている予算に抗議しているが、コメントがもらえますか」と聞いたら、ネジャドはこの上ないののしりである、汚い「議員らは●×を食べている」という。このコメントが聞こえるんだか、聞こえないんだか、フェースブックや投稿サイトのBalatarinなどで多くの議論がある。「ネジャドなら、言いかねない」とか。言ったか、言わなかったのかは不明のままだが、今日現在でこのビデオだけっでも18万回以上、見られている。関連ビデオを入れれば数十万回になるだろう。ペルシア語理解者の間で、ネジャドの発言は大きな波を立てている。

風刺画にもなっている、そのひとつは、自由の女神は:「ネジャドが来ると臭いのよね」




























イラン国民の生活は30%以上の高いインフレで苦しんでいるのに、彼の発言にこれほど、時間を通やしていいのか?他にやるべきことがあるんじゃないか?
これは、こちらに書いている「カタカナを卒業した外人、あれず」にも言いたい。社会的責任だとか言って、結局はガス抜きにしかならないブログだけで書いていいのかよ?まとまった論文なり、文書なり書け!馬鹿!イランは攻撃されるかもしれないし、体制が「米騒動ならぬ、ナン騒動で崩壊するかも知れないのに、細かいことばかり書くんじゃない。まとまったものを書け!
人生には締め切りがあるのよ。わかっているのに、忘れようとするのか?!馬鹿!まともに、名前が残るように社会的責任を果たせ!バーカー!

2012年9月25日火曜日

大学をトイレと同じように「男」「女」に分けるイラン政府


イランと中東のニュースを項目ごとにアップする
給料を得て書いているわけではないことをご理解ください。あくまでも社会的責任を果たすためだ

憶測も加えた簡単な分析書くが、後は皆さんで想像しながらお読みください。
・シリア
●アサドの妹(姉?)が5人の子供をつれてつれてダマスカスを離れ、ドバイに住み始めた。
>政治的な理由から? 
自らを選挙なしで大統領と名乗っているバシャル・アサドの政策、(人々のデモ鎮圧から始まった国民の殺害)に反対しているためか?それにしたら、2万人以上が殺されている今は遅いのではないか?
>この体制はもう持たないと思って、逃げたのか?
>家族の問題か?旦那は?
初の記載後にシリア専門家からコメントをもらったのでここに書くする:
彼女の旦那はアサフ・シャウカトで、2ヶ月ほど前にダマスカスでの爆弾で殺された。この爆弾で大勢の政府・軍の関係者が殺された。イランの革命防衛隊関係者も殺されたとか。2009年にシリア軍の情報職から外れたシャウカトの詳細情報はhttp://en.wikipedia.org/wiki/Assef_Shawkat

・イラン
●グーグルとGmailはイラン国内で接続不可能になった。中国同様の動き。
ここにたどり着いた日本語読者に想像できないだろうけど、「検閲」つまり、「あなたが、それは見てはいけない。聞いてはいけない」ものがイランに腐るほどある。テレビは国営テレビしかないから当然、決まったものしか流れない。新聞も本も許可制だ。イラン体制(レジーム)は、インターネットを今一番懸念している。一般人が、自由に閲覧したり、自由に書いたりすることができるから、いろいろなところを遮断したり、締め付けたりする。なにせ、イランでインターネット会社は国営のもので、基本は革命防衛隊というイスラム共和国体制を守るためにつくられた組織が運営している。だから、好きなようにしている。グーグルは検閲対象になっている理由として「国民からのGoogle社に抗議することをもとめられたため。それは、グーグル社のYouTubeにマホメッド預言者を馬鹿にした映画が今なお流れているためだ」としている。パキスタンで映画監督を殺すように賞金を出すと言い出す大臣がいれば、イランはYouTubeから削除しない映画に文句をつけて人々が自らのメールにたどり着かないようにする。イスラム教徒の両親を持つことで、ムスリムになることを択ばずにして、イスラム教徒になった私にはまったくわからない。

イランに戻ろう。まあ、イントラネット(社内連絡網)に近いイラン国内だけの情報を流すことを許したとしても、結局、人々は逃げ道を探す。今でも、迂回ソフトは一般的にイランのパソコンに導入されている。皆が自分でソフトを手に入れて、パソコンに導入する。

笑い話に近いが、イラン体制のトップである最高指導者のハメネイは、ツイッターを使っている。話した内容の一部が流れる。結局、どっちだよ?世界につながりたいのか、イラン国内だけに影響を与えたいのか?!!ハメネイのサイトkhamenei.irであっても、結局世界に向けたものだ。なにをしたいのか?政府もサイトがあるのに!

>大学をトイレであるかのように「男」と「女」に分ける!!
秋分日から始まる新学期のイランだが、専門によって大学は男女に分けられる政策がすすんでいる。社会がなにを求め、どのように動いているのかを無視して、無理に政策を進めている。産め増やせと言ってみたり、女子はこの専攻に進んではいけないといってみたり。
革命でつくり出されている「イスラム共和国」という名ばかりのイスラムと共和国のつながりは、イデオロギーだけですすもうとしている。無理だってば!!人々はイデオロギーですすまないっちゅ言うの!上のリンクにもあるように、大学生らはこの政策に反対して学内で抗議をしている。

しかし、このように抗議する学生らを退学にしたり、停学にしたりするのも、イラン体制(その下にある政府)だ。大学を追われてしまった学生はどのくらいいるのか、数知れず。逮捕されてしまって、刑務所に入れられている大学生も数多い。自由のないイランで思想の自由も無ければ、学問の自由も無い。
あああああ、あああ!

2012年9月16日日曜日

世界中にいるフーリガンら!

日本では中国での反日デモの様子が連日報道されている。しかし、米国をはじめ西洋メディアでは、国際ニュースはリビアで殺された米国大使らや反欧米になっているイスラム教徒らの様子だ。

米国で素人目にもポルノでもない、下品で下手な映画に対する怒りだ。果たしてイスラム教預言者のマモメドを馬鹿にしたこの映画の一部でも見ているイスラム教徒らがどのくらいいるだろうか。
映画の一部を取り出したリンクをこちらに貼りますが
http://www.youtube.com/watch?v=qmodVun16Q4&feature=youtu.be

エジプトなどで反米など映像を見るとサッカー・ファンのフーリガンらの映像を思い出す。怒る人も入るだろうけど、結局は騒ぐ人がいればそこに集まる一部もいるだろう。

中国も同じだ。フーリガンらに政治様子も混ざっている感じだ。中国政府は下手に日本の見方はできない同様に、フーリガンらをほっといてもいけない。反中国共産党のデモにいつでも変わる可能性があるかだ。

フーリガン対策は政治対策とまざるとなお混乱は深まるな。


2012年9月11日火曜日

イスラエルがイランへの投下を検討している恐ろしい電磁爆弾

昨日、英国のサンデータイムズ紙にイスラエルが計画している恐ろしい電子爆弾の話がでていた。
イラン人らが読み書きしている投稿サイトのBalatarinでも大きな項目がたっていたほどだ。
電子機器すべてを止める爆弾であって、原子爆発か化学爆発で生じる電波を利用した電磁爆弾だ。YouTubeの日本語にもアップされている映像はこちら
電気機器が止まる結果をもたらすこの爆弾がイラン市民のすべての生活をとめる。民間飛行機が落ちたり、車や電車が衝突したり・・・
人間の脳や体への影響もありえる。電子レンジに人間を入れたらどうなるのか、想像もしたくない。
恐ろしい。

自ら原子爆弾を200とも300とも保有しているイスラエルが褒めらないけど、自国民のイラン体制も許しがたい・・・
前に書いたイランと原子力の関係で

原子力とご飯を食べることのどちらが当然の権利?! 

「戦争状態」にあるイラン

2012年9月6日木曜日

ボランティアらを逮捕するイラン体制

イラン北西部アゼルバイジャンのアハル市周辺で地震があってから1ヶ月ほどなっている。
しかし、政府をはじめレジーム(体制)からの支援はきちんと届けられていない。アゼルバイジャンは寒くて、冬では氷点下20度にもなる。地震被災者はよくてもテントに入っているだけだ。
前にも書いたが
地震の政府や体制の対応にイラン国民が怒っている

しかし、まだこのブログに書いていないことがある。なんと被害者をを支援するボランティアの人たちが革命防衛隊に逮捕されている。2週間前に21人、そして、今日10人。その間に役所で働いている数人の人。この役人らの罪は「ブログにデマを書いた!」とされている。
ペルシア語だが、ニュースのリンクはhttp://rahedigar.net/1391/06/06/azadi-zelzele-zadegan/

なぜ??なにが怖いのよ?
分析しようとすれば、新たな市民ネットワークが国内で誕生することが恐られている。そのネットワークはいつか、イスラム共和国体制への怒りが爆発するときに、いきてくるから、恐れられている。

しかし、罪も無く逮捕されている人たちが、刑務所から「俺らのことはどうでもいいから、被災者を助けてください!」とまた公開レターを発表している。

人のネットワークが断ち切れないものなの。逮捕されていても刑務所内から公開レターをだす。

寒くなってきているアゼルバイジャンの地震被災者の人々が一番きになっている。社会や政治分析はどうでもいいいい