素敵な読者の皆さん

2012年8月30日木曜日

ホームレスらとテントを街から撤去して行われるテヘランでの国際会議は?

日本からもメディア局はイラン首都のテヘランを訪れている。というより、正しく外国メディアのカメラはイランへ入れるように許可されている。
なぜかと言えば、今テヘランで非同盟会議が行われている。3年間議長だったエジプトに代わり、イランが議長国になるため会議がイランで行われている。
この会議はなんと言っても、多方面からイランの問題点をあらわにしている。

項目ごとに書けば

・運営してるイラン政府や国家体制(レジーム)はとにかくいい会議を実施しているわ!とアピールして国内と国際社会に「制裁を受けたとしても孤立していないんだもーん。こんなにたくさんの国らの代表はイランへ来てくれただもん!」(アカンペー!(??)とでも言いたいばかりだ。

会議をうまく(?)実施するため首都のテヘランは5日間休みとなっている。役所は休みなのに、新聞社らがだしつづけないといけない。休日は新聞が発行されないイランなのによ、この休日を休日と思っちゃだめだって!
それに、「トップ・シークレット(秘密)」の版が押された「情報・イスラム省」の手紙は新聞社らに送られたことは暴露されたばかりだ。イスラム指導省という役所は、新聞も含めすべての活字や外国メディアを管轄している役所だ。その秘密のレターは「非同盟会議のことを褒めるような記事を書け!」というものだった。国民を騙せという指示だ!

・体制が会議を静かに実施するために、テヘラン市民に街をあけて欲しいらしく、「国民に30リットルのガソロンを安く提供する」とのことを発表した。きれいな街を見せるためにホームレスらのテントを街から撤去したし、物乞いらを街中から連れ出した。これで貧困問題が無くなったとでもいいたいのかよ?
後の訂正:テントは違う。ダンボールだった。そもそもわかりやすくするためテントと書いたが、テント自体は贅沢品だ。失礼しました。

国民の反応というのは・・・・
ひとまずこれをアップしてから書きます。
英語が読める方はこちあをどうぞ
http://www.guardian.co.uk/world/2012/aug/28/iran-un-human-rights?newsfeed=true

2012年8月24日金曜日

風刺画でムサビ氏の状況


Mana Neyestaniさんが描いたムサビの状況の風刺画
ムサビ氏の状況は

本来なら今、イランの大統領だったムサビ氏が心臓手術を受けるため緊急入院した

ラブの春のきっかけとも言われているイランの2009年の大統領選挙で候補だったムサビ氏が1ちねん反前から自宅で軟禁されている。彼は、昨日、2012年8月23日緊急入院した。
それは、エジプト革命を支持するために市民のデモを呼びかけたためとされている。500日以上の間軟禁されている、ムサビとラフナバルド婦人そして、もう一人の候補キャッルビ氏だ。彼はされている。彼は昨日、心臓病のため病院のCCU(冠動脈疾患集中治療室)へ運ばれた。

ペルシア語でのニュース詳細はhttp://irangreenvoice.com/article/2012/aug/23/27882

このニュースを読んでから、自分の家族のことかと思うほどにショックでショックを受けている!!
イランはここまで外国から攻撃を受ける可能性があるのに、ここまで人々の支援がある国内政治家を軟禁し続けるのか??
ペルシア語で(راهبر の省略で رهبر) 「Rahbar」「道の案内師」とよばれているハメネイ最高指導者(?!)をはじめイラン体制、恥を知れ!!

戦争状態にあるイランのことを前にここに書いた
ムサビ氏はイランでどれほどの役割を果たしているのかをいくつか書いたがその一つは

2012年8月23日木曜日

人類に対すわれわれの社会的責任

志高くシリアで取材中に殺されたフリー・ジャーナリストの山本美香さんのご家族に哀悼の意を表します。
なにが真実なのか自らの目で確認するために内戦状態にあるシリアを訪ねられたの言葉で表せないほどの志です。
人類の一人として、彼女の志に賛同いたします。

彼女はシリアで誰に殺害されたのか、不明のままだろう。しかし、BBCペルシア語で読んだ記事をここで紹介する。それは、シリアでいったいどのくらいの武装集団、反体制派からアサド政権にいたるまで。どこを拠点に活動しているのかを紹介する記事だった。http://www.bbc.co.uk/persian/world/2012/08/120822_syria_insurgency_map.shtml
(記事はペルシア語)
BBCはこの地図を米国に拠点を置くInstitute for the Study of War://www.understandingwar.org/
から取り出したものだそうだ。おそらく英語のこのレポートがもとになっているだろう。http://www.understandingwar.org/report/syrias-armed-opposition

山本さんが撮影した最後のビデオは印象的だったが、いったいシリアでどのようなグループはいるのかしっかりわかっていないながらに日本の報道機関が報道してしまっている。

世界で最大の武器製造国家にあるこの戦争研究所の資料は役にたつのか?自分でつくって、世界各国にその武器を販売して、研究センターまでおいて、、、、矛盾だらけではないのか?

2012年8月13日月曜日

地震の政府や体制の対応にイラン国民が怒っている

イランで大きな地震が起きたのに、政府をはじめ体制の対応への批判が高まっている。

唯一のテレビ局である国営テレビやハメネイ最高指導者にもっとも近いケイハン紙の報道だけでも人々が怒っている。
シリアは外国の陰謀にあっているとかがトップ面になっているとこ
か、シーア派最初のイマームが1400年前に殺された(断食月)ラマダン21日目のイベントが体制主催で行われたとか。
献血が必要なのに、国営テレビがバラエティー番組を流しているとか。
アゼリ語を主として話している人たちがすごく怒っている。
アゼルバイジャン共和国のバクーからの放送に電話をかけたりしているか。

ただでさえ、アゼリ人らは差別されていると感じているのに、この怒りは・・・
100年前に中東ではじめておきたイラン立憲革命でもアゼリ人らは中心的な役割を果たした。ぜひ貼ったリンクの日本語ウィキペディァを読んでください。

シーア派のイスラム国家はなにをどのようにしたいのか?この怒りが収められると思うのか??
これがテレビで流されていた宗教行事の一環。地震のニュースは???

2012年8月12日日曜日

オーラルヒストリ(個人史)をはじめたイラン北西で大きな地震

イラン北西部のアゼルバイジャン州で大きな地震2つ発生した。
タブリーズ市は州の中心都市だが、そこから100キロにある地域が地震の中心だった。あああ、大変
現地の知り合いらと話していたら、地元のテレビはラマダン(断食月)にまつわる話ばかりやっていて、ニュースをながしていないんだって!!!
イスラム教徒が生きているかどうかが問題だよ!!断食はどうでもいいじゃない!!
http://earthquake.usgs.gov/product/ から
http://earthquake.usgs.gov/product/losspager/usb000bupa/us/1344693419661/exposure.png

現地からの写真をまとめたニュースのサイトは
http://www.bbc.co.uk/persian/iran/2012/08/120811_ka_eartthquake_iran_pic.shtml