素敵な読者の皆さん

2012年3月27日火曜日

人間は偉い!戦争地であっても楽しく生活しようとする

アフガニスタンと聞けば武器が多くて、戦争が絶えないと連想する。日本人もだが、難民として隣国イランに来ている姿を多く見ている私もそうだ。
しかし、人間は偉いものだ。昨日、ガルサクقرسکというスタイルを知った。首都のカーブルで歌う女性のコンサートは
拍手することは必要な音楽で、インドっぽいと言うのか、スーフィーたちの踊りや音楽スタイルに近いかもしれない。
もともとは次のスタイルからはじまったのだろう。拍手とダフ(大綱)で男たちが外で歌っていたのかもしれない。
イラン東部にあるかもしれないが、ネットで調べると旧ソ連のタジキスタン共和国(また、ここも独裁ごときの共和国だけどさ)の歌手は多いようだ。
アフガニスタンを支援するのなら、こうした歌手らを日本に招待すればどう?

いいと思った?続きはhttp://touji-shabeyalda.blogspot.jp/p/blog-page_1573.html

2012年3月26日月曜日

なにをお読みになりたいかコメントを置いてください

ブログを尋ねて下さってありがとうございます。
イランをはじめ中東の政治や社会の矛盾なり、文化なりいくらでも書ける。しかし、皆さんはなにを読みたいですか?編集者になったつもりでコメントをいれていただけませんか?
匿名でいいからコメントでご意見をお聞かせください。

2012年3月23日金曜日

中東での矛盾の一例

書いていない日は続いていますが、ペルシア語理解者にBBCペルシア語のサイトで特にsafhey 2を薦めたい。
中東での市民運動はいかに今までの勢力らのさまざまの矛盾をあらわにしているのかが見える分析などだ。
パレスチナのハマースがいかに去年までの同盟だった、シリア、そして、イランへの対応に困っているのかを分析した30分くらいの番組だ。
イスラエルのパレスチナ人殺害を許せないことなのに、アサド政権の市民殺害はいいわけ?
市民の運動を弾圧で止めているシリアのアサドがいるが、その市民らの殺害をハマースが認めるべきと言うのか。しかし、認めなければ事務所が置かれているシリア首都から追い出されるのではないかと懸念せざるおえない。アサド政権を全面的に支持するイランも、ハマースへの金銭などの支援を止めるかもしれない。カイロでシリア市民の全面支援を演説したハマース幹部。
http://www.bbc.co.uk/persian/tvandradio/2012/03/120306_page2_hamas_iran_syria_new_policy.shtml
ペルシア語が理解できる方はぜひ見てください。

2012年3月14日水曜日

核開発だけじゃないイランの状況

いつものように人々の生活と置かれている状況、そして政治を分けて考えなければならないことを文化放送で話の中心においた。内容を概ねまと書くと:

●はじめてオスカー賞に択ばれたファルハディ監督の映画「別離」になぜイラン人らは格別に喜んだのかを理解してもらうことは、まず今の中東の置かれていることを考えないといけない。
イランの東にあるアフガニスタンでは、治安を守るはずの米兵は一般市民を彼(女)らの自宅で殺したり、コーランを焼却されたりしている。イランでは、およそ人口の40人に1人がアフガニスタン人難民であることを考えれば、言語までわかるアフガン人だけという感覚はイラン人にあるわけではない。日本の小学校に例えて言うのならば、一クラスに一人がアフガニスタン人であることになる。
西の国では、イラク人らの生活も似たり寄ったりするなか、その先にあるシリア人らはアサド政権に次々に殺される。2011年3月以降の市民らのデモで8000人(国連発表)が殺された。
そうした中、オスカー賞の受賞はなにもうれしいことじゃないか。首都のテヘランで飴を配ったりする人の映像がネットに流れていても、遠くにいる人でも想像できるはず。
それに対して、国内で唯一のテレビ局である「国営テレビ」はその受賞のニュースを主のニュースのトップ項目にしたのではなく、地方ニュース扱いでマイナーな時間帯で流した。それは、「大悪魔の米国」で開催されたオスカー賞であることを喜べない体制がいたからだ。

いいニュースが流れないあの地域で、イランの人々に嬉しいニュースをもたらしてくれたファルハディ監督に皆が大喜びしたし、彼を誇りに思っている人が多いのも納得いくはず。

●核開発とイスラエル攻撃の可能性についても、人々の生活と政治を分けて話した。
聞いてくださっていない方ように、その内容はまだ後で、こちらに続けて書きます。

2012年3月12日月曜日

3月14日朝10時05分から文化放送に出演します


3月14日文化放送デイトラインに出演する予定です。
1.オスカー賞を受賞したファルハディ監督はイラン国民と体制(その一部は政府)に受け止められたのか。
2.イランの核開発関連を国内情勢からみる予定です。

2012年3月9日金曜日

イランのマダニ先生はご家族と短く電話で話されたそうです

今、ネットのニュースで知ったが、昨日サイード・マダニ先生は短く電話でご家族とお話になったそうです。
2ヶ月ぶりの連絡で、奥さんの話によれば電話で「エビン刑務所の独房で監禁されていて尋問を受けている」だそうです。

議会選挙のふりをした劇は終わったことにほっとしている体制は少し姿勢に緩みを見せているのか。ハメネイはオバマに向けたメッセージらしきものをはしているのもその影響かもしれない。

サイード・マダニ先生の解放を求める日本からの呼びかけキャンペーンは
マダニ先生の解放を求める日本人学者らの声明とキャンペーン

2012年3月8日木曜日

もしイスラエルがイランを攻撃するのならば、双方の出かたは?


私は書いていなくても、常にネットで読んでいるひとつのサイトはBBCだ。もし、イスラエルがイランを攻撃するのならば、なにがおきるのかをこちらでお読みください。

How Iran might respond to Israeli attack

2012年3月3日土曜日

テヘランでの投票所の様子

イランで3月2日に議会選挙が行われた。その日に書いたものは

議会選挙の参加者数を好きなように水増しするだろう

だが、投票所の様子を写したテヘラン在住者の写真がこちらに。
その一枚を上の写真にした。
国内外のメディアに報道の自由がないなか、ゴイコットの様子はまた市民らによって報じられている。
すごい活気だろう!長い列だろう!これで投票の割合は人口の60%だったことは納得??!!


2012年3月2日金曜日

議会選挙の参加者数を好きなように水増しするだろう

イラン第9回国民議会選挙参加者数は60%以上と発表されるだろう。
大勢は不参加より、ボイコットしていているなか「大勢は参加する」と命令らしきはしたハメネイの言葉をそのまま実施するだろう。

・朝から国営テレビや国内通信社は「この選挙参加者数は前回よりも9-10%以上増えただろう」と。まだ数えてもいないのになにを宣言するの?
・テヘランに入ったCNNの記者がツイッターで「記者を載せたバス以外では投票所にいけない」と。
連れて行かれる投票所以外では、「投票する大勢の人」が用意されていないからさ!
・元大統領のハタミ氏も投票したとの疑わしき(?)のニュースが国内通信社で流れた。それならば写真は?翌日のBBCで投票したことが報じられた。どうやた本当らしい。
・他の外国人記者は「外国の報道人らは午後にホテルに集められ、外出しないようにと言われた」とツイットした。

2009年の大統領選挙で数えてもいないままにアフマディネジャド勝利と宣言したのに選挙は意味あるか!
当選確定とうちたいのは誰でもいいのさ。まあ、もめてもうちわももめだから、意味のある議論はまったくない。その詳細はいくらでも書けるけど、意味がない。
ムシ、ムシ!