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イラン現体制の今後(2013年6月20日更新)

イランのイスラム共和国体制は2013年6月14日の大統領選挙で賢い選択をした。しばらくは安泰だ。
選択をせざる負えなかったためだけどさ。自らの体制が滅びること恐れたためだ。滅びる可能性があるとするのなら、以下にあげる。
●「米騒動ならぬナン騒動」がおきる可能性があったから。
●「同盟国のシリアの状況とその将来が読めない」から。
●「自らが拡張させた革命防衛隊だが、それらがもしやクーデタを起こすかも」から。
そのため、ハメネイが選挙前に国民へ向けて「反体制であっても選挙に来て。母国のためだから」と呼びかけた。それもあってのことで、票は2009年と違ってきちんと数えられた。30時間以上かかってね。2009年に4時間にハメネイが祝賀メッセージをテレビで言ったのは、どれほどの嘘かご想像できるでしょう。
期待も込めてみていると「国民は無血革命」を起こせた。2009年の大領選挙後に「私が投票した票はどこへ行ったのか?」という無声デモで殺された200人以上の人々の命を無血と呼ぶ自分が愚かだけどね。街頭で倒れたネダ・アガソルタンさんの4回目の命日に更新する自分は無血と言って馬鹿だ・・・ネダさんのお父さん、お母さん、ごめんなさい。彼女のことを忘れていません。写真: ‎بی پاسخ ترین نگاه
بر پیشانی ِ خرداد
پابرجا، بر دستان ِ زمان...

برای چشمان ِ هماره زنده ی ندا

کاری از دوست سبز‎

アフマディネジャドも含め、8年間でイランの経済や国際関係がめちゃめちゃになっている。それが、早くても改善に数年間はかかるかもしれない。それに「スカーフ問題」一つ見ても33年前のイスラム政権以降ずっと続いている。しかし、「期待」が多方面を変える。国民が変えた!

2011年2月27日に公開したイランの今後を
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私はイランの情報をペルシア語のネットで細かく見ている。2年前から特に注意してネットでの議論も含め、政治体制の反応を読んでいる。
結論を先に書くと、イランのイスラム共和国体制はそう遠くないときに変わる。
他の中東諸国の状況は、大まかにわかっていても、細かいことはわからない。専門家として、日本のメディアに出ている人たちも、そうだ。ウィキペディアの情報程度を「教授」だとか「准教授」、「センター長」だとかの「肩書き」があるから、それらしくいう。誰にもでも言えることじゃないか。

イラン体制にガタがきている。体制はそれを持たせようとして、最初に、現政権のアフマディネジャド大統領を解任するだろう。しかし、人々のデモは続くだろう。旧保守派は、なにを守ればいいのかわからなくなっている。
専門家向けの非公開メールリストで、2ヶ月前にそれを予言した。しかし、公開に書くのは2011年2月はじめただ。日本の他の「専門家」は誰もが想像していない状況だ。
このブログを読むのに、このページを先にどうぞ。
しかし、いつかとは??北朝鮮だって、60年以上も存在しているままだ。ソ連は崩壊したのは?わからないことばかりだが、、、