素敵な読者の皆さん

2012年11月29日木曜日

パレスチナ人らはパスポートをもっていない

イスラエルの存在を1947年に認めた国連だったはずなのに、パレスチナの土地でパレスチナ国家がない。未だになくて、領土も持たないから政府もなくて、パスポートも持てないでいる。
300万人以上いるパレスチナ人らが今日、国連でバチカン程度の扱いになれるだろう。期待しているパレスチナ人らがどれほど多いのか。無理に作られたイスラエル人がパスポートをもっているのに・・・

2012年11月27日火曜日

11月28日の朝、文化放送ラジオにでます

パレスチナのガザが空爆されたことにちなんでラジオに出演します。

文化放送デイトラインhttp://www.joqr.co.jp/japan/

2012年11月22日木曜日

人の命を数字で語ってはいけないが、ガザの犠牲者は300倍


風刺画を書かれるイラン人のMana Neyestaniさんの風刺画。
この8日間の攻撃でガザでは150人以上とイスラエルの5人の死者の300倍。地球より重い人の命だが、犠牲者がどれほど出させるのか。
国際政治からみたパレスチナの状況は

米国人の払う税金は爆弾になってガザで人々を殺す



2012年11月21日水曜日

米国人の払う税金は爆弾になってガザで人々を殺す

「イスラエルとイスラム過激組織ハマスの停戦」、「停戦」と叫ぶえらそうな人が多い。
「ハマスがイスラエルを攻撃したから、イスラエルは軍事組織のトップを空爆して殺した」と論説する人もいる。「双方に停戦してもらわないといけない」なともいう。

しかし、そもそもガザの人々を殺している武器はどこからきているのか?
多くは米国人がはらう税金からだ。一日に換算すれば、300万ドルの支援金だ。一ドル80円の換算にすれば、およそ2億4千万円になる。一日の支援金ですよ。

パレスチナ人の土地を奪ったのはイスラエルだ。45年前からどんどんとその土地を広げているし、20年前からガザをあらゆる方面から閉鎖している。空も海も陸のあらゆる方面からつながっているガザの入り口を封鎖している。地図でも見えるように、イスラエルと書かれた文字の左上はガザだ。

ガザのパレスチナ人が米を買おうと思っても、結局それがイスラエルの許可を得たものであって、イスラエルを通ったものでしかない。
イスラエルはパレスチナを占領下に置いている。占領下に置かれているパレスチナ人らを殺しているのはイスラエルだ。停戦は非常に重要だが、結局、首を絞められているパレスチナ人に停戦しろと言っても、どうできるのかよ。自爆するしかないのは理解できる。

ひとまずここでやめるが、私は日本で売られている米国ブランドのハンバーグもコーヒー店にもできる限り行かない。結局その税金が米国のものになって、爆弾になる。自分が食べたハンバーグは爆弾になって、自分の頭に落ちることになる。いやだ。そのコーヒーの購入をボイコットする。まったく自分の買ったもの税金はイスラエルや米国へ流れないとは言わないが、できる限りそうする。

フェイスブックで共有したものをここにも添付する。

前もイスラエルがパレスチナ人を殺す方法は変わらない。土井さんの痛々しいいとも見える泣け叫ぶ人たち。なぜパレスチナ人を殺すのか?もと兵士へのインタビューに字幕で日本語があるので、ぜひみてください。
http://www.youtube.com/watch?v=pW6qDUqfTUs

2012年11月18日日曜日

11月30日早稲田大学にて「イラン人ネットワーク」に関して発表します


今年の7月、調査で訪ねたアゼルバイジャンとトルコでイラン人ネットワークについて調べた。
しかし、イラン人に限ったものではなかった。調査で見えてものは地域全体における「国境」と「民族」と「宗教」がいかに複雑に絡み合っているのかだった。

日本中東学会のメールリストにも流れていた情報を下記に添付します。
お時間があれば、ぜひいらしてください。わかりやすさをモットーにしようと思いますが?!ビデオの映像も流すつもり。
__________
イラン~アゼルバイジャン~トルコの国境にまたがるイラン人ネットワークの現況について研究会を開きます。

平日(金曜日)午前中という少し変わった時間帯ですが、ご興味のおありの方は是非おいでください。(予約不要)

JS科研 研究会

日時:11月30日(金曜日) 10:00~12:00
場所:早稲田大学  11号館816教室 (この建物の1階はLawson です。エレベータは4階から9階まで止まりませんのでご注意ください)
 
報告者:アレズ・ファクレジャハニ氏
タイトル: 社会運動のネットワークと国境:イラン国境沿いのアゼルバイジャンとトルコの現地調査から

主催:科研費研究「イラン人ネットワークの系譜とその政治化をめぐる諸問題の検討」(代表 山岸智子)

2012年11月17日土曜日

ガザの風刺画


フェイスブックで見た風刺画です。

アハル地震被害者の悲惨なテント暮らしの映像

イランの北西部で地震がおきてから3ヶ月たっているが、被災者らに配られたものはテントだ!夜の氷点下でテントで寝かせられる子供たちは・・・はじめて映像をみた。

米国で台風が来たとき、イランは支援を申し出た!
それやありがとう!他にやっておくべきことがあるのでは?
パレスチナのガザに対するイスラエル攻撃は許されるものではないのはわかっているけど、ハマスに部分的に武器を渡しているのは誰だよ?イスラエルがそこまで優位に立つのは許されないことはわかるけど、結局、ガザの子供たちが殺されることになるだけじゃない?

2012年11月12日月曜日

イランで32年間絶対タブーだった米国との関係は今や政治界各界から

イランと米国は国交を再開するために、体制内のあるとあらゆるところから声がでる。
今度は「核交渉の5+1グループとの会議をしっかりやらないといけない」という政治家も。
米国との関係を話すことに触れるだけで、逮捕される罪だったのに、今はあるとあらゆるところから「国交回復」までの話がている。タブーだったことは、もう今やどうどうと話されている。
金曜礼拝でなくても、小学生らは校庭で集まめられれば「米国に死を!」と叫ばされたのに、体制はいったいなのに「死を!」と叫ばせるのか?
ああ、哀れなイラン・イスラム共和国体制!!敵がいなくなれば、存在意義はなくなるのじゃないか?!後にイスラエルを認めて、国交回復する気なのか??
ペルシア語だが、BBCのサイトからどうぞ
http://www.bbc.co.uk/persian/iran/2012/11/121112_l39_iran-us_relations_rezaei_salehi.shtml

以前この兆候について書いたものは

イランは米国との関係を改善する。「地獄の底で!」


2012年11月9日金曜日

昨日、遺体が埋葬された青年の活動

Sattar Beheshtiさんのブログはhttp://magalh91.blogspot.dk/だったが、無名で書いていた。

彼の遺体が家族が不在のまま埋葬された。イスラム教での埋葬前に遺体を洗うゴスルというが、その場所にも家族がいなかった。拷問の跡が残っていたのだろう。
英国のガーディアン紙が彼について書いた記事は
http://www.guardian.co.uk/world/iran-blog/2012/nov/07/iranian-faceboook-activist-sattar-beheshti?fb=native&CMP=FBCNETTXT9038

彼が一時期、エビン刑務所へ移されてから書いた「虐待を受けた訴えの書簡」は紹介された。なぜ外にでたのか?憶測するのに、①担当官が、書簡の受け取りを拒否したがために、Sattarさんは仕方がなく、刑務所内にいる他の政治犯に渡して、それが後に外にでた ②受け取った担当官が上の担当者が受け取らないだろうからと、彼が亡くなってから、ネットに流した。いずれかだろうが、どちらにしてもSttarさんは帰ってこない。その書簡の写しは


書いているのはペルシア語で

درخواست: شکایت علیه بازجوی خود

به: آقای اعلائی مسئول اندرزگاه ۳۵۰
اینجانب ستار بهشتی درتاریخ ۹۱/۸/۹ از طرف پلیس فتا در منزل بدون حکم بازداشت شدم و اینجانب در مدت دو روز بازجویی مورد انواع تهدید و ضرب و شتم قرار گرفتم از فحش های ناموسی که به مادر بنده می گفتند و به خودم مانند [...]، مادرت سالم نیست و بسیار توهینهای دیگر و انواع ضرب و شتم با مشت و لگد و بستن به میز و لگد زدن به سر بنده و اکنون در تاریخ ۹۱/۸/۱۱ بنده را پلیس فتا باز احضار کرده و با خود می برد و بنده عواقب هر اتفاقی که برایم پیش آید مقصر پلیس فتا می دانم و همینطور اگر اعترافی از بنده گرفته شود تحت شکنجه بوده در مدت ۱۲ ساعت ماندن در بند ۳۵۰ اتاق دو، اعضاء اتاق شاهد آثار ضرب و شتم روی بدن بنده بوده اند. و ۲ بار به پزشک مراجعه کردم در نهایت گزارش خود را تقدیم به شما می کنم و خواستار پیگیری این امر هستم.
با تشکر
ستار بهشتی
Sattarさんのように拷問下に殺された人はいくらいるのか。数十人、数百人、それとも数千か、数万人???
責任を誰にあるのか???イスラム体制をどうにももたせたいイスラム体制全体にあるのに。

2012年11月8日木曜日

イランは米国との関係を改善する。「地獄の底で!」

米国オバマ大統領が再選したその日にイランから「地獄の底で米国との国交再開に向けた対話をする用意がある」とどうでもいいけど、イラン体制のラリジャニ兄弟の一人が語った!
以前書いたものを読み直していただければ

俺も間違った!と

言ったハメネイだったが、予想通り関係改善というか、核開発へつながるウラン濃縮を止めるだろう。
地獄というのだろうとなんだろうと、大きな政策変化をするだろう。
なにが「原子力が当然の権利だ!」と叫んだり、「ウラン濃縮をわが国へのケチつける材料にしているだけ」というのか。
結局、イスラム体制を持たせて、自分立ちが体制のトップに残ることにしたいだけだ。
ペルシア語でのニュース・リンクは

2012年11月7日水曜日

ブログで意見を書いた罪で殺された青年!


.ブログを書いていた一人の青年が無法に逮捕されて一週間で遺体で家族に引き渡された!何の罪で逮捕されたのか?誰に逮捕されたのか?殺されたのは、なぜ、なぜ???

2012年11月4日日曜日

内部分裂が激しすぎるイランの政治界

今のイランの政治界はハメネイがネジャドにとか、ネジャドが法務長官をとか、、、とにかく止まらない批判合戦!
その一部として、自らの過去も消している。学校の教科書から1979年の革命やその後のイラン・イラク戦争で当時のヒーローらを削除したりすることにとどまっていない。
1997年から大統領だったハタミの名前までもを施設の設置の記念塔から削除!
オメデトウ!!

2012年11月3日土曜日

ハンガー・ストライキをせざるおえないイラン人女性弁護士

読売新聞にハンガーストライキをしている弁護士の記事もでた。



女性弁護士のNasrin Sotoudehさんはエビン刑務所に無法に入れられてから2年以上たっている。彼女は家族に面会できなかった、12歳の娘が出国禁止になったりしているとしてハンガーストライキをしている。2週間にもなってしまっている。
彼女の罪は「政治犯らを弁護して、体制転覆を図っている!」とされている。弁護士が弁護してイスラム体制を転覆させるのかよ?!

この風刺画はイラン国外に住まざるおえなくなっている一人のイラン人Mana Neyestaniさんのものだ。
Nasrin Sotoudehさんのことをこちらにも書いていた。

愛を手錠も、刑務所もとめられない

政治的な発言は理由で刑務所にいる女性弁護士:母親は刑務所にいても母親