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2011年9月16日金曜日

パレスチナの国連承認の流れは中東も米国も、そして世界も動かす

中東となるすぐに中東和平とつながる。簡単に言えば、イスラエルとパレスチナの和平だ。しかし、そもそも第2次世界大戦以前に、そこにイスラエルはなかった。英国とフランスなどの大国の線引きでそこにイスラエルができ、それ以外の中東各国の国境が決まった。
住んでいたパレスチナ人は家に戻れることを信じて、鍵をもって攻めてくる兵隊らから逃げた。
第一次、二次、三次中東戦争もなければ、インティファーダも書いていない。簡単すぎる書き方ですみません。

来週、そのパレスチナに春の風がふくかもしれない。9月20日の週に、米国NYで国連総会が開かれる。パレスチナは国連で一国として承認される可能性は高い。トルコをはじめ、中東のすべての国はこの動きを歓迎している。
しかし、問題はイスラエルの同盟国、米国は困っている。
賛成すれば、イスラエルとユダヤ・ロビーの影響力を警戒しなければならない。オバマ大統領と選挙に影響を与える。反対すれば、中東のすべての国をはじめ、イスラム諸国との関係は悪化する。
米国にとって、一番安全なことは、このパレスチナの承認の問題が安保理ではなく、国連総会で提案されることだ。つまり、否決権を使うかどうか、問題にならないように、賛成か反対かを示さない無投票になることだろう。

本来なら、中東の最大の問題であるイスラエルの存在がこれで世界にさらに明らかになる。
さあ、中東の春はパレスチナ人にとって、いいものをもたらしてくれることを期待しよう。