素敵な読者の皆さん

2013年6月28日金曜日

ユダヤ教徒らと同じように音楽の世界に入るパレスチナ人ら

歌の全部が理解できないけど、何度見ても涙が出るほどになる。
ガザ出身のパレスチナ人が今やアラビア語世界のヒーローになっている。モハマド・アサーフさんは、数ヶ月前までは、今までは結婚式場で小銭を稼ぐほどだったけど、今はアラビア語世界のヒーローになっている。彼が歌った音楽はそれぞれ、数百万回とYoutubeで放映されている。

昔のユダヤ教徒らが欧州などで土地が買えなかったがために、音楽の世界に入るしかなかったのと同じ。映画のバイオリン弾きを見た人もいるでしょう。
金やダイアモンドなどの製造者にユダヤ教徒が多いのも「土地が買えなかった」がためだった。
自らの国で土地を買うところから、生きていくのも苦しいパレスチナ人らがおかれている状況だ。なぜ、パレスチナ人らはそれを負わなければならないのか??

2013年6月26日水曜日

今日の文化放送で話したイランの大統領選挙とウラン濃縮が停止される可能性

今日15分ほどの文化放送で、最初は梅ジャムなどを近所にいただいた梅で作った話をした。1分足らずでね。それに20年ほど前に日本からイランへ持って帰っていたお土産は日本製の傘だったことを。

続きは、選挙、当日まで、投票へ行くかどうか分からなかったこと。しかし、イラン大使館へ行った時に、抗議の意味でイランの領土であるイラン大使館への義務であるスカーフを被らずに行ったこと。そして、2009年の社会運動の「緑」色の服で行ったこと。そもそも、今年の選挙は、2009年より、400万票も少なかったのに、結果が判明??したのは24時間も早かったこと。ハメネイは、2009年にネジャドにおめでとうと言ったときは、絶対に数えられていなかったのに、でっち上げた数字でしかなかった。テレビの中継でもそれが明らかな事実だった。中継されていた票数は、ネジャドの票を多くするために、他の立候補者票の票が減っていたもの。

続けて、今回の選挙で驚きだったこと、票を数えた理由。それは、1.米騒動ならぬ、ナン騒動が起きる可能性があったこと。同盟国のシリアのアサド政権が滅びる可能性があること。シリアは、2009年に危機を感じていたハメネイが「そこへの亡命用に飛行機を準備させていた」とのことを暴露した一人の革命防衛隊がいたほど、イランの体制にとって重要なところだ。三つ目の理由は、革命防衛隊によるクーデタが恐れられていたこと。第二の仕事として、タクシー・ドライバーをしている低層の革命防衛田員もいるほどだ。危機がありえたのだろう。

最後はイランがウラン濃縮を止める可能性があること。ローハニはネジャドと同じようにちゃぶ台をひっくり返さないのかという質問に。。。い最後はイランがウラン濃縮を止める可能性があること。ローハニはネジャドと同じようにちゃぶ台をひっくり返さないのかという質問に。。。いいえ。ローハニは長いこと政権にいるから、やり方をしっかり把握している。しかし、いずれにしても、ハメネイが決めることだろうと。答えた

しかし、イランの経済状況は改善するのは、それほど早くないだろうと。株価が上がったり、下がったりしても、日本であっても結局は半年後に一般国民に影響がでると同じように、濃縮をやめても、経済制裁がとかれるまで、時間がかかるし、一般国民への影響は更に先だろうと。
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2013年6月24日月曜日

イラン全国の雰囲気が変わっている!

毎日、イランから嬉しいニュースが入る。あと100年くらい続かないと、どうにもならないけどさ!

ジャーナリストのJila BaniYaghubさんが解放された。そして、とここに、何度も紹介している弁護士のNasrin Sotoudehさんがエビン刑務所からしばらくの間だけど退所された。弁護することは弁護士の罪とされているイランだ!!4日間だけ、自宅にいられる。。。ああ、あああ。

この雰囲気は、イラン全国にある。イランの通過は大統領選挙からの1週間で2割も上がっている。安全資産であるとされる外国為替や金は売られている。
イランへの投資のチャンスですよ!ヨーロッパの非公開の石油会議で、来年の今ころ、イランへの投資額は15倍になると!まあ、今は小さすぎているんだからね!?

面白い判決も読んだ。イランの地方都市のどこかで、裁判長は判決を変えたのだって。どのようにかというと「服役期間」「強制的に勉強する期間」としたんだって!!なんで強制できる権限を持っているのかも分からないし、強制てであることに変わりがないし。しかし、雰囲気が変わると、変わるんだってば!

2013年6月20日木曜日

2009年選挙後に殺された人たちを殺した責任は誰に、どこにあるのか?

来週水曜日26日文化放送でイラン大統領選挙を

来週水曜日朝10時5分から文化放送で、イランの大統領選挙の話をします。
よかったら聞いてください。
詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/

2013年6月19日水曜日

ロウハニ当選への反応

詳細は書かない。公開のメモ帳であるとお考えください。
国際:
イスラエルは歓迎しない。ネジャドが去ることを残念に思うほど
米国はどのような反応をすればいいのか、迷っているようだ。NYTimes,W.S.Postは、選挙2週間と3日前に「ロウハニもいるな」程度の記事。米国はオメデトウロ言いながら、迷いがそこからくる
カナダは歓迎しない。

国内
人々:国民は祝賀ムードでいっぱい。スカーフを外して投票所へ行った人は国内でもいた。Hoseiniye Ershadの投票所で。道路での祝賀もスカーフを外す
6月18日に決まった2014年ワールドカップ参加は全国で大盛り上がり。「ばかやろうなジャリリ!

بدون هیچ دلیلی، خاک تو سر جلیلی」や「emrooz roozeh  shaadiye jaaye neda khaaliye こんな祝いの日にNedaがいなくて残念だ」、「シリアをほっとけ、我々のこと考えろسوریه رو ولش کن فکری به حال ما کن」、イランのナショナル歌


政治界関連
革命防衛隊、治安部隊、軍からも当選の祝賀メッセージ。初めて?
ロウハニは最初のテレビメッセージでハタミとラフサンジャニの名前を出した。この数年間禁止されていたハタミの名前の公開。
ロウハニの記者会見を見ると「政治家だ~」!という慎重な発言が読み取れる。ネジャドと大違い。大物政治家を感じさせる。
ムサビらの解放がなくても、ラフサンジャニは金曜礼拝へ戻るのか?
ロウハニの記者会見で新聞協会をあけさせることが求められた。映画協会の再開は?労働者などの他の社会組織らの再開は?
18日に二人の政治犯فوادصادقی و علی غزالیが釈放された。イランには政治犯の取り決め法がないのに、2600人が全国で逮捕されている。ガーディアン紙の記者

訳をつけないけどFBから

ارسالی محسن یکی از اعضا (شعارهای مردم در میدان ونک، تهران، امشب):
سبز به خون نشسته بنفشه بنفشه
حسن کلیدُ رو کن اوینُ زیر و رو کن
میرحسین ، روحانی رفتیم جام جهانی
پیام ما روشنه حصر باید بشکنه
عالیه عالیه موسوی جات خالیه
رای ما رای ما رهبر در بندِ ما
موسوی موسوی پرچم ایرانتو پس گرفتم
بهار آزادیه جای ندا خالیه
روحانی یادت باشه میرحسین باید باشه
و شعاری که بیشتر از همه شنیده میشد :
یا حسیــــــــــن میـــــــر حسیـــــــن


"دیکتاتور، دیکتاتور، تشکر، تشکر" و "رای ما رو دزدیدن، قسطی دارن پس می دن" 
治安関係者との記念写真

地方都市で革命防衛隊の民兵組織事務所前に踊る人々。

2013年6月18日火曜日

イランで大統領に当選したロウハニの記者会見

日本時間の昨夜、イランで大統領に当選したロウハニの記者会見が行われた。
彼の記者会見のすべてを見た。
日本も含め、核開発やシリア状況への対応に注目が集まっている。
しかし、彼の言葉の先々にいろいろな言葉が読み取れる。
●ハメネイを他の宗教学者レベルでしか扱っていないこと。
●小さな政府にする方針
●自宅軟禁状態にある2009年大統領選挙候補者ムサビと学長だったラフナバルド婦人、そして、キャッルビ候補の状況への対応
どちらにしても、詳細はここに書かないけど、聞かれれば答える。


2013年6月17日月曜日

2013年イラン大統領選結果の解説

昨日、BS朝日放送の「世界の今」でイラン大統領選挙の解説した話をここにも書く。

まずハメネイをトップとする、イラン・イスラム共和国体制が危機を感じているがために社会と政治界に妥協した。
●米騒動ならぬ、ナン騒動がイランで起きる可能性が高まっていることは、イランの支配体制に一番の危機感を与えている。イランでもっとも読まれているのであろうSNSサイトのBalatarinで、ロウハニに投票した人に理由を訪ねていた。ロウハニに投票した人の54%が経済問題の解決と答えている。私のように政治状況の改善を求める人が半分ほどでしかない。私は彼に投票した理由は経済問題解決であっても、政治犯らの釈放、自宅軟禁されている2009年大統領選挙候補らのムサビとキャッルビらの解放だった。私のような人がたった24%だ。
中国などで、歴史的にいくらでも、米騒動が体制をひっくり返しているから、この経済状況の改善をしないとどうにもならないことをハメネイなどの体制も分かっている。それで、経済制裁を何とかするため、世界との調和が取れるロウハニの当選に妥協した。
投票された票をしっかり数えたことはそれに由来する。

●ハメネイが恐れていることは他もある。それは、実は「革命防衛隊」だ。ハメネイたちがたくさんの権力与えたはずの革命防衛隊だけど、それが多くの武器を持っていて、怖いのだ。また中国などの国で幾度もクーデターのように武器を持った組織が体制をひっくり返した。革命防衛隊がシリアにたくさん関与しているとされるなか、シリアのアサド体制がひっくり返ったら、また、イランのハメネイ体制が危機に陥る。それをとめようとして、国民に選挙で微かな自由を与えた。国民も内戦や戦争にならないような、選択をした。国民が賢い選択をしたのなら、その票をしっかり数えようじゃないかと、WIN-WINになったわけだ。

●ロウハニが大統領と発表されてから、世界中からメッセージがイランへ送られている。今のイランは希望に満ちている。街頭で喜びを踊りながら、叫ぶ人だけではない。株価も上がっているし、万が一のときに、安全資産とされる金の値段も下がっている。世界でその値段は上がっているけど、イランでは下がっている。国内の政治家らも多くの祝賀メッセージを送っている。自宅軟禁とされているキャッルビの家族もだ。

希望的観測を今後のイランについて書くのなら
①政治状況は少しずつ自由になるだろう。結局刑務所はなにも政治を改善しないことを体制もしっかり分かっただろう。私のように政治犯として「エビン刑務所」に入れられているTajzadehさんのメッセージで投票へ向った人はいくらでもいる。自宅軟禁されているムサビとキャッルビらが解放されるだろう。映画ファンの友人が気にしている「パナヒ監督の解放」もそう遠くないだろう。

②経済状況もそれほど早くはないが、徐々に改善するだろう。以前ロウハニが担当していた核開発だが、ウラン濃縮は一時なり、何なりと止めるて、IAEAの完全な査察を受け入れるだろう。それを持って、イランへの経済投資のリスクが減るだろう。そんなに早いスピードではないけど、改善することを期待しましょう。

このような内容の分析をイラン人である政治社会研究者として、どこかで話したり、投稿したりできれば嬉しいです。

イラン国民は勝利した!!まず最初の第一歩だけど、ヤッター!!

書きたい文章:中東の国々でなぜ次々にデモが起きるのか?

イランの大統領選挙後の動きは大変重要だが、ここのサイトに載せるほどとは思わない。「イランは希望に満ちている」けど、それはなぜなどを講演か、取材などの口頭で話すのならいいですけど。書きたいのは、「中東の国々でなぜ次々にデモが起きるのか?」
前にも紹介したけど

「網模様の中東で、国境線に意味があるのか?現在の国境線の由来は?中東の将来は?」

2013年6月16日日曜日

抗議は勝った!!!

今のイランは「歓喜」に満ちている!人々が、自らの平和的な勝利を笑顔で互いに見せている!クラクションを鳴らしたり、電話しあったり、互いの家に集まったり、道路で飴を配ったり!!
人々が勝った!!オメデトウ!!ヤッターーー!

ロウハニの経歴を知って投票した人はどれほどいたのだろうか。人々が現在の経済、社会、政治への抗議として彼に投票した!ハメネイ君、分かったか?

票は数えるためにあるんだってば!どぶに捨てるために書いたのではない!しっかり数える!
次に経済問題の解決と、刑務所に入れられている政治犯の解放だ!自宅軟禁されている2009年の立候補者ら、ムサビとキャッルビ、そして、学長でもあったムサビ婦人のラフナバルド博士の解放だ!!

ヤッターーー!

この関連で:16日の19時からBS朝日でイラン大統領選挙を分析しました。いかに「Win Win」になるような政治の打開が行われたのか。それはなぜかという理由も。
そして、これから予想される展開も。
どのくらい編集で残るか分からないけど、もしご覧になれば幸いです。


選挙結果が発表される前に書いたものは

イランの人々が勝利した!

2013年6月15日土曜日

地球中に広がる緑の運動!

人類は何十万年の歴史で今は危機に立っている。日本で官邸前に反原発デモが毎週金曜日に行われていることも緑の運動だ。

トルコで水を分ける場所を意味するタクシームで、公園の木を切ろうとすることに始まった運動も緑の運動だ。

イランでオルミエ港の乾燥に反対して集会に参加する人たちも緑の運動の一員だ。

今のイランに注目が集まっているけど、それは原発をすすめるかどうかがおそらく世界から注目されていることだろう。
地球上の人類が危機を感じていて、緑の運動をやっている!

人類君、がんばれ!!正しくはガンバローーーー!

今朝書いたイランの大統領選挙のことは イランの人々が勝利した!

イランの人々が勝利した!

イラン大統領選挙の結果はまだ発表されていない。非民主的な選挙制度であることは誰の目にあきらかであるのは最初に言うべきだが。
しかし、誰が当選したとしても我々国民が勝利した!
イスラム共和国体制のトップのハメネイに初めて「体制を支持しない人の存在を認めさせた」。彼は選挙前の最後の演説で「反体制派であっても選挙に参加してほしい」と話したことをはじめ、保守派とされている人たちでさえも、イランの国際社会での望ましくない状況を認めた。

昨日、私のイラン大使館へ投票へ行った。イラン大使館へ入るさい、イラン国へ入るときと同じように女性がスカーフを被るべきだが、私は抗議の意味で被らないままで投票していたなかでのありがとうだった!それに、抗議の意味で服の色にも表していた。2009年大統領選挙で不正を行い、100人以上が殺され、公式発表で1万2000人が拘束され今なおの刑務所にいる人たち、今なお自宅軟禁されている立候補者ら「ムサビと婦人のラフナバルド」と「キャッルビ」のシンボル運動カラーである緑色の服を着ていたし、バンドも手にしていた

期待もこめているけど、今回の大統領選挙で不正がないだろう。元革命防衛隊長がいるとか、元治安関係トップがいるとか、どの候補者も選挙結果をみはれる組織を持っている。2009年の選挙のニノマイにならないだろう。

この話を16日、日曜日の19時からのBS151の朝日、いま世界は 徹底検!という番組でも言う。私はイラン人であっても、「政治社会研究者」です。メディアに出演して分析したい。

われわれは無限だ!われわれは勝利した!

2013年6月13日木曜日

中東の国々でなぜ次々にデモが起きるのか?6月14日の講演会

明日、14日はイラン大統領選挙だ。前にも紹介しているけど、東京の五反田駅近くのゲロンカフェで講演会を行う。
野間易通×あれず・ふぁくれじゃはに×山岸智子「官邸前で、中東の街頭で、―市民のアピール作戦比較」

30-40分であろう自分の話の流れをここに書く。
死ぬ前に言いたいことを書くのなら(誇張表現?!)
「網模様の中東で、国境線は意味があるのか?そもそも、どこからきて、なにを意味しているのか?」

最初の7分間はトルコ
①なにがおきていて、なぜおきているのか?宗教の問題は?メディアでのジャーナリストらの状況は?世界地図を使いながら、シリアとの関係と避難民らは?クルドの問題は?

15分間はイラン
②イラン大統領選挙。国民が一番懸念するものは?2009年の大統領選挙でなにがおきたのか?1979年のイスラム革命で変わった政治システムは?ベラヤテファギーフ論という宗教学者体制におけるハメネイとは?革命防衛隊とは?核開発との関係は?その展望は?

最後の5分間
国境線が引かれた理由は?イスラエルの存在は?

30分で終わらせられるようがんばらなきゃ!

人々の力は偉大なり!

明日14日イランで大統領選挙だ。夕べ、最高指導者とよばれ、選挙などで選ばれない憲法上イラン体制のトップであるハメネイが国民の力を認めるような重要な発言をした。
「イスラム共和国体制を認めようとも認めない人であっても、イランのためと考えて、大統領選挙に参加してほしい!」
この発言の意味を説明します。
①まずは、国民の力を認めていることだ。今まで「反体制」とよばれていたイスラム体制を認めない人たちは政治犯として逮捕されたりして、ひどい目にあってきた。1979年からの34年の間ですよ!はじめてとも思われる「イスラム体制を認めない人たち」への呼びかけは、自分がいかなることをしようとも、結局は、国民の後押しがないとどうにもならないことを理解したためだ。

大統領選挙の前であって、普段なら絶対に認められていない自由を人々に与えている。選挙の1週間後なら、治安部隊に逮捕されるのであろう女性らは選挙キャンペーンの集会に出るのを黙認している。来週の今日も認めるのか??そうであっても、お願いをしていることにかわりがない。

②このお願いの真相はおそらくイランの核開発の政策が変わるのであろうということがのぞける。この数週間の動きを見ていると、イランが主張している原子力政策を支持できない政治家らも非常に多いことがわかる。原子力政策の最高責任者がハメネイであることをもう一度説明しますと、下の図面を見てください。
ハメネイが決めているなか、彼の外交顧問のベラヤティでさえ、それを批判している。ベラヤティは大統領選挙に立候補している(正しくは申請した700人のうち、立候補が認められた8人の一人だ)。ベラヤティはもう一人の候補者(ジャリリ)に「外交の会議は、哲学を教える授業ではない!しっかり交渉しないから国の経済はこれほど大変だ!」と国営テレビの討論会で言った。
私の期待も入っているけど、おそらくハメネイは核開発政策を変えるだろう。それには「国民の支持が必要だ」ということを理解してきたがために、「イスラム共和国体制を認めない人でも、イランのためなら大統領選挙の投票へ行くだろう」とお願いをしている。
行くかどうか迷っている私のような投票権を持っているイラン人が、彼の発言にすごく嫌気を感じるけど・・・・

★選挙のことで言うなら、票はか数えられるか???これが一番の懸念だ。旧ソ連の悪名高い独裁者スターリンはこのようなことを言った。「票を入れる人よりも数える人の方が重要だ」と同じ状況をイラン国民が心配している。

★イランのことで言うなら、国民の半数が貧困層となっているイランはなんとか復活してほしい。

続きは明日14日に行う講演会にいらしてください。
中東でなぜ次々にデモが起きるのか?イランの大統領選挙の様子は?

野間易通×あれず・ふぁくれじゃはに×山岸智子「官邸前で、中東の街頭で、―市民のアピール作戦比較」

6月には何かが起きる―
2012年6月29日の官邸前抗議行動からもうすぐ1年、
イスタンブル(トルコ)ではキスする自由を求める集会が反政府デモに展開、
そのトルコには反政府運動が吹き荒れるシリアからの難民が100万人も流入、
またSNSを用いた市民の抗議運動はモルドバに始まり、2009年大統領選挙後のイランでは300万人が街頭へ、そして「アラブの春」や「Occupy Wall Street」を経て、日本では反原発運動に新しい局面を開いた。
そして2009年6月大統領選への異議申し立てが100万人規模の市民運動へと展開したイランで、次の選挙がやってきた…

2013年6月8日土曜日

ハメネイは「「俺が死ぬまで選挙は不正だという発表が絶対に認めない」」と2009年大統領選挙後に

4年前のイランでどのようにしてこれほど大きな不正を大統領選挙でしたのか。はじめて明らかになる詳細で胸が苦しくなり。ペルシア語が理解できない方々がもし、14日の「ゲンロンカフェ」の会に来られたら、このドキュメンタリも少し話す。
なぜSNS(ツイッターなど)は中東で政変まで起こせる力を持っているのか?イラン、エジプト、そして、今はトルコでデモの拡大で。14日の金曜日夕方に。邸前デモの提案者の野間さんと
その講演の内容会場等はhttp://peatix.com/event/14470/

2013年6月7日金曜日

6月になにかが起きる!?


6月には何かが起きる―
2012年6月29日の官邸前抗議行動からもうすぐ1年、
イスタンブル(トルコ)ではキスする自由を求める集会が反政府デモに展開、
そのトルコには反政府運動が吹き荒れるシリアからの難民が100万人も流入、
そして2009年6月大統領選への異議申し立てが100万人規模の市民運動へと展開したイランで、次の選挙がやってきた…

写真らはトルコだけど、また、トルコのデモがブーメランであるかのようにイランへ飛び火するかもしれない。なにせ、イランの西はトルコであって、多くの人が商売も含め、遊びに行くもの。夏の海と言えば自由に酒を飲んで、好きな水着でビーチを楽しむイズミール(地中海)へ行く。続きを五反田のゲンロン・カフェで聞きにきてください。
2013年6月14日 19時から。イランの大統領選挙当日だから、当然ながらイランの政治の話もする。


トルコ語訳:この土地のたった一人の敵は私だ!

同じくトルコ語訳:男性の手に「辞職」。二人の女性はスマホで

2013年6月6日木曜日

2009年の大統領選挙でハメネイとムサビの間でなにがあったのか

今週末にBBCペルシア語で大変な期待が高まるドキュメンタリが放送される予定です。イラン時間の表示なので、ご存知のように4時間半を足してくだされば日本時間になります。BBCの中継はhttp://www.bbc.co.uk/persian/tvliveで。
ムサビは選挙の無効をハメネイが認めれば、立候補を取り消すなどのはじめて知ることが多そうです。
日本時間で見られるのは土曜日19時半。残りはテヘラン時間で
جمعه۲۱:۰۰
تکرار شنبه۱۳:۰۰
تکرار یکشنبه۲۴:۰۰
تکرارسه شنبه ۱۵:۰۰
تکرارچهارشنبه۲۴:۰۰
تکرار پنج شنبه۱۱:۰۰
ايران - BBC فارسی - در دیدار محرمانه موسوی و خامنه‌ای چه گذشت؟
http://www.bbc.co.uk/persian/iran/2013/06/130605_l93_promo_film_bisto_chandom.shtml
«بیست و چندم خرداد...» مستندی است که به دنبال یافتن ابهاماتی رفته که در مورد انتخابات ۱۳۸۸ وجود دارد.

2013年6月5日水曜日

こんな事態なのに国をあけるトルコ首相エルドワンの辞任を私まで求めたい

イスタンブールで公園をビジネス・センター建設するために何本かの木をタクシーム広場で切ることから始まったトルコでの街頭デモは、今や首相エルドワンの辞任を求めるまでになっている。イスラム政党の支持基盤が強い地方のトルコ全土で行われているデモだ。
3日前に書いたのをお読みになれば、人々が集会に出る理由はお分かりになるでしょう。

キスで抗議!トルコでなぜ人々が集会にでるのか?


しかし、エルドワン首相の対応はひどすぎる。トルコ国民でもない私まで、辞任を願うほどになった。というのも、彼の発言も含めた行動がまったく事態を理解してないことを表しているからだ。

残念ながら死者をだすほどの事態になったのに、エルドワン首相は今、どこへ行っているのよ?外遊だって。モロッコなど北アフルかへ。なぜ、今、でなければならないのか?日本の首相は地震後に副首相に責任を押し付けてでることは許されるのか?
彼の最初に発言もまたデモ隊を激動させた。「ツイッターやフェイスブックで騒動を呼びかける異端者らによる騒ぎだ!」とし、「選我々に勝てなかった人たちが騒いでいるだけだ」とした。街頭に出ている人たちが政党だけに属しているのか?服をみれば、サッカー・チームの服を着ているのよ。政党?エルドワンも年だね?せいぜい分かるのは政党くらいだ。

これらを聞くだけで、エルドワンはどっこかのエジプト、リビアやシリア、イランの独裁者らと同じことを言っているな。。。と思った。
私もエルドワン首相の退任を求める!研究者であっても、意思があるもの!

トルコの反政府集会でこのようなプラカードを手にしていた写真。
訳すと:
ビルではなく、木を
モスクではなく、学校を
刑務所ではなく。自由な発言を
アイラン(ヨーグルトのドリンク)ではなく、ビールを
ファシズムではなく、民主主義を
ドバイではなく、トルコを


2013年6月2日日曜日

キスで抗議!トルコでなぜ人々が集会にでるのか?

オリンピック誘致で東京と戦っているイスタンブールでの集会に日本人らの関心が集まっている。
しかし、人々の集会を日本人に説明するのに、また最近、日本がかかっていることを例に出せる。

エルドワン首相は、選挙で選ばれたとしても、独断しすぎている。その一例はゴールデンウィークでトルコを訪問した安倍首相と「日本の原子力は世界一安全だから、原子力設置の契約を結ぶ」!
日本の原子力は世界一安全だって?それなら、一機以外、すべては止まっている原子力施設はなんなんだよ??
エルドワンも含め、イスラム教の政党の政策にいろいろ文句がある人は多い。しかし、聞く耳を持ってないようだ。多様化の時代だよ?!反イスラムでもなければ、一宗教オンリで押し付けるのもないですよ!

イスラム教の国でないとおきない抗議集会もあった。それは「恋人同士でキスする集会!」
首都アンカラの電車でキスしていたカップルは映像を取られた。そこで、「マナーを守りましょう」というのが街中に貼られた。それに抗議しようと集まったカップルらがキスしている写真だ

この抗議のキス集会にまたイスラム教党員らが集まったのだって。欧州に入りたいトルコだったら、人々の自由を認めなさいな。
私も含め、イスラム教国家の人々はネット上でこのキス抗議に大歓迎を感じている。

それに反シリアで軍事関係者に手を貸しすぎているとして、トルコ政府に反対している人もいる。

ポテチーとポップコーンをご用意の上、大統領選挙茶番劇をクイズ番組でどうぞ!

さあ、さあ、ポテチーを準備してて・・・早くだってば・・・早くーーー!大統領選挙立候補者ら8人によるクイズ番組がはじまんだから!早くっー!!ビールはあったっけ?お前から、失礼だね。ここはイランだってば。酒が禁止されているんだよ。忘れた?じゃーコーラを開けてよ!そうそう、イランは米国と国交がないけど、一番売れている飲み物は米国産のコーラに似せたコーラ!いいでしょう?とにかくはじまるから早く!2週間後に選挙だってば!アメリカのように一年後じゃないんだってば!ああ、お前はいつものように遅れるんだから!
木金が休みのイランでは、日曜日の夜の日本と同じようにテレビにとってゴールデン・タイムなの。この金夜に、イランの大統領選挙ではじめて討論会ではなく、8人によるクイズ番組がはじまった。本当だよ。「YES」か「NO」でお答えくださいか、以下の4つのどちらをお選びになるかの形式で、「この写真はどこの写真でしょうか?」で続くほどだ! どこかなあああ?知らんわ!今、イランのネットはこのクイズ番組の笑い話でいっぱいだ。なんと、センター試験のお受験にも使える、本が売り出されたとか???

かといって、今日になって、立候補者の選挙事務所の人が逮捕されるざまだ。エバディさんが話した以上いえないな。私は「立候補者「無し」のイラン大統領選挙で投票率と集計結果が発表された?!」と書いたけどね。
毎日新聞とのインタビューをお読みください。

イラン大統領選:「民主主義装う茶番劇」−−イラン初のノーベル平和賞受賞者、シリン・エバディさん

チンピラを卒業して、しっかりしたものを書こうと思いながらも、結局、笑いが止まらなくてさ!大統領って、政治権限がない。すべてはハメネイと革命防衛隊の力で動いている。
イラン国民の置かれている政治と社会状況は涙、涙だけどね

東京で選挙当日の6月14日に講演会を行う。


2013年6月1日土曜日

チンピラを卒業しようと

人生の半分以上を日本に住んでいるため、差別とも区別とも言えるカタカナを卒業しようと。しかし、それじゃ、最初のところで説明に時間がかかることになってどうにも本題にすすめない。
以前、東京工業大学の指導教官、橋爪大三郎先生に言われたことのある「本当の戦いが新宿であるというのに、大岡駅(東工大のある駅)のところで肩があたったから喧嘩しちゃう?チンピラでは戦えない」ということを思い出して、今後はカタカナを卒業した外国人ではなく、「チンピラを卒業した人」として戦う!(もちろん思想の戦いですよ)
本来は差別とでも考えられるカタカナで呼ばれる日本に住む外国人の戦いもしないといけないけどね。