素敵な読者の皆さん

2011年11月4日金曜日

間違ってほしい予兆のようなもの

先に結論から書くと、英米イスラエルが、共同でイランへ攻撃する可能性は高まっているのではないかと感じてしまう。ぜひとも間違ってほしい予兆です。

イラン国内の分析でもっとも信頼しているパリ在中のAhmad Salamatianさんが大変珍しくある声明に署名をいれていた。「イランのイスラム共和国体制は攻撃の危険を理解して、対策をとってほしい」旨だった。イランのイスラム共和国から「外国の手先である『反体制派』というレッテルを貼られている一人だ。
同じように「反体制派」で国内政治の分析が鋭いAkbar GanjiさんもBBCペルシア語に大変、気になる記事を投稿していた。イスラエルのイラン空爆だ。(ペルシア語理解者にぜひとも読んでほしい)。
彼はいつも内政状況を批判する文書を書いているのに、今回は「中東で唯一NPT(核拡散防止条約)に加盟していないのはイスラエルだ。原爆を200とも持っている国なのに、なにが中東で怖いのか」と書き「イランに独裁者がいたとしても外国から核疑惑を理由に攻撃を受けることは断じて許されない」と締めくくる。
Ganjiさんとは、ハメネイを強烈に批判し、政治犯として6年の禁固刑を受けた。ハンガーストライキを70日間も続けた後、開放され、現在は米国にいる。それほど、ハメネイを批判する人は外国からの攻撃を懸念して書いた。

これらの数日前に英国の新聞等に「英国はイラン攻撃を計画中だ」とでていた。
ほとんど同じころユネスコにおいて、パレスチナが一国として承認された。ドイツ在中イラン人外交研究者Mehran Baratiは「困ったことにイスラエルが困ると攻撃を仕掛ける」と分析していた。

独裁者が倒れ続ける「アラブの春」で変わってきた世界情勢を未だに反応していない国は中東にあるとするのなら:
イランとイスラエルがその代表の二ヶ国だろう。


外国為替を買い求める人たちのイランに多くいることも、皆がイランを逃れる準備をしているのではないかと・・・・
ここで書ききれい理由は他の理由あるが、ひとまずここでとめる。
ぜひとも、全部が間違ってほしい分析だ。