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2011年11月25日金曜日

12月開催される現状中東に関するいくつかの講演会


中東学会のメーリングリストで流れた12月開催のいくつかの講演会をここで紹介します。自分も東京にいれば行ったかもしれない講演会の案内です。
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日時:12月1日(木)17:20~18:40
場所:上智大学・12号館201教室 JR&地下鉄 四ツ谷駅下車3分)
講師:モナ・マクラム・オベイダ教授(カイロ、アメリカン大学)
演題:「エジプトの政治変動と民主化の行方 Political Changes in Egypt and the Future of Democratization
言語:English(日本語による逐次通訳付き)
参加費:不要
・定員100名。定員を越えた場合、お越しいただいてもご入場をお断りする場合もありますので予めご了承ください。

 上智大学アジア文化研究所では、外務省招聘により来日されるモナ・マクラム・オベイドM. Mona Makram-Ebeid教授をお招きし、講演会を開催いたします。マクラム・オベイド教授はエジプトの高名な政治学者であるとともに、今年のエジプト民衆革命においても「革命理事評議会」の発起人になるなど、市民運動の代表としても積極的な活動を行っております。今講演においても、いわゆる“アラブの春”の中心舞台であるエジプト政変の背景・現状と今後の展望などについてお話しいただく予定です。どうぞご出席くださいますようご案内申し上げます。
上智大学アジア文化研究所
東京都千代田区紀尾井町7-1
電話 03-3238-3697

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 〈参考〉モナ・マクラム・オベイド教授の経歴
1.学歴    カイロ・アメリカン大学,政治社会学修士号取得(1975年)
ハーバード大学ケネディー・スクール,行政学修士号取得(1982年)
2.経歴:
  (主な学術活動)
  1983-89年    カイロ・アメリカン大学(AUC)社会学部教授
1990-05年    AUC政治学部教授
2005以降            AUC政治学部特別講師
(主な政治活動)
1983-91年    エジプト人権協会執行部メンバー(創設メンバー)
-90年       ワフド党上級執行委員会メンバー(1983-90年には同党外交委員会委員)
1990-95年    人民議会議員(外交委員会,教育委員会,予算委員会委員)
1992-96年    世銀中東北アフリカ諮問評議会メンバー
3.横顔:
(1)マクラム・オベイド女史は,エジプト政界の名門マクラム・オベイド家の出身で、マクラム・オベイド元財務大臣(ワフド党元幹事長(1936-1942))の長女である。
(2)同女史は,ワフド党員(1990年まで),国会議員(1995年まで)として活躍する傍ら,主に国際関係・アラブ政治等に関して,世界各地の大学で客員教授として教鞭を執っている。
(3)民主化,教育,人権,市民社会,女性問題等のテーマにも造詣が深く,コメンテイターとして国内外の主要メディアに頻繁に出演・寄稿している。
(4)1月25日革命後は,タハリール広場の青年活動家を中心に結成された政治運動の一つである「革命理事評議会」の発起メンバーになるなど,市民社会を代表して積極的な政治活動を行っている。
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◆日本イスラム協会 秋期公開講演会◆
テーマ 「アラブ世界-回顧 と展望」 
【日時】
2011年12月10日(土)午後1時00分~3時30分
【会場】
東京大学 本郷キャンパス法文2号館 第2大教室
【講演者と演目】 
■ 臼杵 陽(日本女子大学)
「近現代史の中のアラブ革命」
■ 長沢 栄治(東京大学)
「エジプト革命の歴史的位置付け」
とくに第二の「革命」の舞台となったエジプトを取り上げ、激動の時代を読み解くヒントをその歴史から探ります。
※入場無料、事前申し込み不要。当日直接会場までお越しください