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2013年5月29日水曜日

イランの大統領選挙当日に講演会。東京・五反田駅ちかくの喫茶店で19時から

抵抗の力――反原発とイランでの市民のアピール作戦を比べてみれば」

前売/2500円(1drink付き)◆==ゲンロン友の会/学生証提示で2000円に!==◆

詳細 当日券は3000円 (1drink付き)です。ゲンロン友の会または学生証のご提示で2500円になります。

SNSを用いた市民の抗議運動はモルドバに始まり、2009年大統領選挙後のイランでは300万人が街頭へ、そして「アラブの春」や「Occupy Wall Street」を経て、日本では反原発運動に新しい局面を開いた。2013年6月14日、街頭運動が抑え込まれたイランでの第11期大統領選挙の日、イラン人研究者「あれず」と、反原発運動の「野間」が登壇し、抗議運動のあり方について語りあう。

登壇者プロフィール
あれず・ふぁくれじゃはに
政治社会研究者 オイルショックの73年イラン生まれ。
(旧)文部省奨学生として91年に来日。人生の半分以上を島根、愛知、青森と東京で過ごし、区別とも差別とも受け取れるカタカナでの呼び名を卒業。東京工業大学博士過程修了後06年から11年まで東外大研究員。
日本ではじめて中東・イランのネットと抗議運動関係を『われわれは無限大だ』(現代思想09年12月)で。「ネットで近づく中東」責任者。
野間 易通
1966年、芦屋市生まれ。大阪外国語大学インド・パキスタン語学科卒業。
月刊『ミュージック・マガジン』編集部に勤務の後、フリーランスに。現在は首都圏反原発連合のスタッフとして、3.11以降の反原発運動にかかわる。
著書に『金曜官邸前抗議 デモの声が政治を変える』(河出書房新社)、共著に『踊ってはいけない国で、踊り続けるために ---風営法問題と社会の変え方』(同)など。
<問題提起と司会>
山岸智子
1959年生まれ。明治大学政治経済学部教授。科研費研究「イラン人によるネットワーク型社会運動の系譜とその政治化に際しての諸問題の検討」研究代表者。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。1990~92年テヘラン大学文学部留学生。
共著に『イスラーム世界がよくわかるQ&A100』(亜紀書房)、論文に「イランにおける市民運動とジェンダー」(『中東研究』509所収)、"Prose and Verse for Revolution”(『日本中東学会年報』5所収)ほか。