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2013年5月7日火曜日

5月8日文化放送で「ボストンでの爆破」(テロ?)を

2013年5月8日、水曜日、朝10時05分から文化放送デイトラインに出演。
パレスチナとイスラエル首相ら両方が中国を訪問したニュースと、米国のボストンで起きた爆破(テロ?)について解説します
詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/
本当なら6月14日のばイラン大統領選挙についての解説をしたいけどさ
イランの最高指導者を選ばない大統領選挙は政治界のお遊び?

話したが、きちんと伝わらなかったことを改めて書く。
・アラブの春のさきがけの社会運動となった2009年から今に至ってのイランを6月14日に実施される予定の大統領選挙で見たいけど、またいつか。
・パレスチナとイスラエルの仲介を思わせる中国の動きは昨年、国連が格上げしたパレスチナの「オブザーバー国家」に由来する。日本で再開できない原発をトルコで売ってきた阿部首相とぜんぜん違う動きで、中国に先見の目を感じる。
・ボストンの爆破事件をテロと呼ぶのは、おかしい。そもそも、テロの定義ってあるの?シリアのアサドが反体制派を「テロリスト」と読んでいるのをどう思うのか?シリア人が7万人以上も殺されているのに。
イスラム教の過激派だと言って、あの兄弟を見るのも、納得いかない。そもそも、彼らが米国で属し、自らのアイデンティティと名のれるものがあったのか?旧ソ連が無くなって、故郷と感じるものとは?せいぜいお母さんが被っていたスカーフから見るとイスラム教でしかなかったのではないじゃないか。
私自身もイスラム教徒であるというか、イスラム教徒にされたのはまず、イランをでるときに必要だったパスポートに宗教欄があって「イスラム教・シーア派」と書かされたときだった。そして、2回目は9.11の後に、それまで日本でどこにでもある日本家庭に下宿していたから、その家族と飲食を楽しんでいたが、突然テレビ局からの「イスラム教徒の生活とは?」の取材で、イスラム教徒とされた。
米国で爆破事件後、埋葬される場所も見つからない、兄の遺体のニュースを他のイスラム教徒らはどう見るのか?他の人もまた属するアイデンティティをイスラム教に感じるのではないか?