素敵な読者の皆さん

2013年5月21日火曜日

本当は社会運動の恐れで大統領候補者らを落選させられる可能性

イラン研究者のMさんやTさんとかは、分析の軸を政党だとかにおいているけど、私はそれを完全に否定する。
その否定の理由はイランで政党が意味を持たないためだ。説明してもらえるかな?まず最初に政党金の収集方法を説明願いたい。組織は?まあ、その人たちも含め、イラン政治が専門と名のる日本のイラン専門家らは職を得ているから、イラン・イスラム共和国の政治の説明をして、まず最初に政党と言い出さないといけないだろうから。格好悪いとでも思っているのか?基礎がない専門家とでも思われるのを恐れているのか?せめて、社会運動を懸念して発言している政治家らの発言を分ければどうだい。どうせ、ときどき、ここを参照するのだろうから、自分の研究の方法の参考を得てはどうだい?まあ、他の研究者批判はここまでとしよう。本題へ。

日本時間の今晩か、木曜日まで「護憲評議会」というハメネイ最高指導者によって選ばれた12人のおじいさんたちが大統領に立候補できる人たちを選ぶ予定だ。
テレ朝CSで使った図を再度ここに貼ってイランの政治組織を説明する。核開発の疑惑に関する番組だったけど、ハメネイの下にあるあの12人は、名前ばかりが立派な護憲評議会だ。


この評議会のトップはジャンアティでテヘランの金曜礼拝でも演説する人だ。テヘランの金曜礼拝は、テレビ中継もされているから、基本的に政治演説として、重要。このジャンアティは87歳でありながらにして「年齢が高いと大統領職として勤まらない!から立候補できないだろう」と話した。立候補者の中で特に年齢は上というのは、ラフサンジャニの79歳だ。
2009年で社会運動となった大統領選挙の二の舞を踏まないと思って、体制はいろいろな理由をつけて、社会運動につながりそうなものを外そうとしている。ラフサンジャニがベンツに乗っているから、ダメだといったり、書いたりする新聞もあれば、もしかして、次に立派な髭がないからダメだとかも言いかねないほどだ!
本音は、ラフサンジャニがハメネイ路線を2009年に否定したからだろう。「逮捕された人たちを解放せ」とテヘラン金曜礼拝で言ったりして、緑の運動の人たちが彼の立候補に多少の期待をかけているだろう。
「87歳さんが79歳さんにお前は年だからダメだのー!」という前に自分がやめればどうだよ?
そもそもイランのイスラム革命の精神リーダーのホメイニは1979年に、80歳だったんだよ!!

ラフサンジャニが落とされたとしたら、侮辱的に復帰する道もある。それは73歳の最高指導者にお願いすることだ。
を最高指導者に導いたのにだよ!
読者の皆さんにどうでもいいだろうけど、イランの政治界はおじいさんばかりがもめている人口7300万人の半分3500万人以上が35歳未満なのに!!
勝手にやっていればとばかりも言えないのは、こちらなのさ!