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2012年10月6日土曜日

警察や治安部隊の監視のもとテヘランのバザールは事業・・・

投稿のタイトルに書いた「事業・・・」に意味があることを察することはできるでしょう。
それは店は開いたけど、売買は行わないことだ。
それよりも正しくは「店主らは警察や治安部隊に店をあけさせられた」のほうが正しいだろう。
暴落したイラン通貨リアルに打つ手がないのに、警察や治安部隊を導入させて「平常」をよそわせる。水曜日のデモ
チリ紙と呼ばれた経済制裁・・・イランのリアルはチリ紙に!
を通常通りとよそわせたい。
唯一のテレビ局である国営テレビでも中継されるテヘラン金曜礼拝で礼拝前の演説をした礼拝指導者は「国は安定している。貧乏と言えば、米国のほうがイラン総人口よりも貧困層が多い。イランは安泰だ」と演説した。
ちなみに、金曜礼拝での演説向けにイラン全国に同じ内容がハメネイ事務所から送られる。だから、どこで聞いても同じ内容だ
まあ、これは「イスラム体制」が作り出したシステムだ。
日本ではお寺や神社でどこも同じ内容で説教したら気持ちが悪いでしょう?!

とにかく、イランは警察や治安部隊の監視のもと平和だ!