素敵な読者の皆さん

2011年7月28日木曜日

君主論に基づいたイランの国家運営

カーネギー財団の研究者キャリーム・サッジャードプール先生は最高指導者と称されるハメネイは、いかにマキャヴェッリ君主論で国家運営を行っているのかを分析している。

自らに責任がなく、悪いことは他のものがやっているとか。まさしく最近、ハメネイが発足させた「3権問題可決委員会」を説明するものだ。軍部に頼ることも、革命防衛隊に頼ることだ。ハメネイはアメリカなどを常に、敵として、言葉の先々に言うのも、こうした君主論に忠実だろうからだ。敵が存在すれば、自分の身が安全だと。


フォーリン・ポリシーにだされている論文をご参考に。
リビアのカダフィも、シリアのアサドもこの君主論に基づいていない。宗教的にカリスマ性もないハメネイのやり方は、いずれ滅びるとも書かれている。