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2011年5月20日金曜日

ブッシュ政策の後片付けは大変なオバマ米大統領

米国大統領のオバマさんは中近東民主化について昨夜スピーチをした。私は気になるいくつかのポイントをまとめる。
・「中東和平をすすめるイスラエルとパレスチナは1967年(第3次中東戦争)当時の国境をもとにした話し合いをすすめるべきだ」。これについてイスラエルの首相は「ブッシュ政権は1967年を前提にした話し合いはないと約束していた。それを前提にするのならば、多くのイスラエル人はパレスチナ国内に取り残されることになる」。
ブッシュ政権が約束したことは今の中東に通用しないというのに。(当時の中東にも当然のことに通用しなかったが)。http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/norouz.html

・「中東の民主化運動はイランから始まった。われわれは、今でも屋上から市民が叫ぶスローガンを聞いている。路上に殺害され、倒れた女性の映像を忘れることはできない(Neda Aghasoltanさんの殺害)」。上のビデオはオバマさん発言のその部分だ。彼女について書いたものは:
ブッシュ前大統領はイランをイラクと北朝鮮に並べて「悪の枢軸」の一国にしたのに、オバマさんは今、体制ではなく、イラン国民に友情を呼びかけている。この呼びかけのメッセージは
http://touji-shabeyalda.blogspot.com/2011/03/blog-post_4604.html
オバマさんはブッシュ政権の後家付けで大変な苦労をしているのー。彼より、もっと苦労しているのは、世界の人々だけさ。
オバマさん頼むよ!