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2013年2月24日日曜日

旧オスマン帝国の首都イスタンブルでペルシア語でイスラム教の宣伝か??

NHKスペシャル「激動イスラム第2回」をみた。一言で言えば、時間の無駄だった。イランやシーア派に中心をおいていたけど、どこを見てもばらばらにつなげていた以外の印象はなかった。イスラムをだしたら誰もわからない話だから、「NHK様がお調べになったから分かりやすくなっていたわ」と見ている人にいわせたいようだった。

●基本NHKの番組はイラン体制と政府の主張をそのまま放送しただけだった。テヘランにある支局を現地に残したいからだろうからか?
エジプトとイランの関係もまったくの嘘だった。エジプトのモルシーはイランへ行ったときに、会議に参加しただけで、ハメネイにも会わなかった。モルシーの会議での演説も、アラビア語だったけど、ペルシア語翻訳は底なく変えさせられた。エジプト大統領のモルシーがシリアの状況を非難しているのに、ペルシア語訳はバーレンとなったり!後に、会議で通訳した者が悪いといったりしても、馬鹿にしているのかよと全世界から非難された。なにが通訳の間違いだって??シリアとバーレンの単語は近いかよ?!

●また、イランのシーア派宗教学者を追っていたけど、彼はイスタンブルでイスラム教徒の同盟を呼びかけているとのことだった。
しか~~し!宗教学者はペルシア語で演説していた。一般の人々に通じるのかよ??トルコだよ??あのオスマン帝国の首都だよ??アラビア語だったらまだしも、ペルシア語かよ?トルコ語でもないのか??オスマン時代の皇帝はペルシア語で文面を書いていたとしても、今の人々はペルシア語を分かるわけもない。

「アラブの春」の話をしておきながら、2009年にイランであれほど多く(テヘランで300万人とも数えられていた)人たちのデモに触れなかった!
●更に欠けている重要なことと言えば「イランシリアの関係」だった。シリアアサド政権をあらゆる方面から支援しているイランをどうみるのよ?それはアラブの春の続きでおきたものでないのか?(フェイスブックでこの点を重要視していたイラン人友人に感謝)

そして、「反米」のイスラム国家イランを力ら強く描いていたけど、まったく違うことをここで証明しよぅ。首都のテヘラン市内でポスターとして貼られたいた一枚の写真。


シャツにアメリカの国旗が描かれているけど、礼拝中だって!地下鉄のホームに貼られているポスターだよ!どこがイスラム教とアメリカは相容れない路線にいるイランだって?!