素敵な読者の皆さん

2014年8月17日日曜日

国の誇りとなった女性と国籍の関係は?


直接は知らないけれど、中高校の後輩でもあるマリアム・ミルザハニさんオメデトウ!彼女は数学のノーベル賞とも呼ばれるフィールズ賞を女性初めてとして受賞した。1936年に設立された賞で、はじめて女性で、初のイラン出身者だ。すごい!オメデトウ!私に限らず、多くの人が祝賀メッセージを送っている。
しかし、これほどのことを行った彼女はできないことがある。それは、3歳になる娘にイラン国籍をとることだ。米国人と結婚した彼女は娘とイランへ帰ろうとすれば、娘に渡航、ビザをとらなければならない。
理由は? → 簡単に言えば、男女差別の国のイランだから  となるが、
根本的な理由は?

その答えを知りたいのならば、20日水曜日、朝10時5分からの文化放送をお聞きください。

クニマル・ジャパンの番組でイラクの悲惨な状況と、イランの関わり方も話します。
朝10時5分から文化放送のデイトライン(クニマル・ジャパン)を関東の方が、ネット上でも聞けます。詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/

2014年7月26日土曜日

3000年前の旧約聖書は歴史事実ではないし、人を殺す証拠にもならない

イスラエルができた証拠にユダヤ教徒がモーゼの時にそこに住んでいたとも住んでいなかったとも証拠にならない。モーゼだのダビデ王が生きていたかどうかも疑われるのに。3000年前のことを証拠にして、多くのパレスチナ人を殺すことが許されない。

ガザは世界最大の刑務所であり、管理管のイスラエルが殺し続けていることだ。

イランで叫ばれる「イスラエルに死を!」は役に立たないけど、とにかくパレスチナ人が生きていることを認めろ!!!

やめろーーーーーーーーーー
更に:
前に書いたもの→
なぜ今、イスラエルがガザを攻撃しているのか?
文字通りの理由は、最初にイスラエルの少年3人が殺されて、その返しにパレスチナ人青年が生きたまま焼き殺されたためだ。ハマスがロケットをイスラエルに対して飛ばして、イスラエルがガザを攻撃して、7月13日現在では、170人以上のパレスチナ人が殺されてしまっている。
とのことになる。

しかし、根本的な理由としてあるのは以下の2つであるはず。
①パレスチナ人らはガザとハマスが互いに協力することになっている。つまり、世界的にみれば、イスラエルに対して「パレスチナは一つになったから、交渉を進めろうー!」と圧力がかかるはず。それを受け入れたくないから圧倒的な軍事力でガザを攻撃して、子供も含めた多くの民間人を殺している。
②イスラエルが常に問題視しているイランの原子力問題は解決に向かっているはず。つまり、イスラエルは孤立してくるはず。それを何としても止めたい。駄々をこねる子供みたいに。俺を見ろ!こっちを見て!と言いたいようなものだろう。
国際政治の問題で多くの命が失われている。



今までにこのブログでパレスチナ関係で書いたことを改めて添付する
他もあるから検索してみてください

パレスチナ人らはパスポートをもっていない

人の命を数字で語ってはいけないが、ガザの犠牲者は300倍





2014年7月19日土曜日

イランの民間機を墜落させた米国を信じてどうするの?

ウクライナで犠牲になった人たちに哀悼の意を表す。オバマ大統領の発表を日本中が信じて疑わないけど・・・
1988年に、その米国はペルシア湾でイランの民間機IR655を落とした。ドバイに向かっていた290人が犠牲になった。米国は謝罪もしなかった。軍機と間違ったと主張した。米国を信じてどうするの?日本の自衛隊をホルモズ海峡に送りたいという安倍首相はこれをどう考える?

2014年7月14日月曜日

2014年夏にガザを攻撃するイスラエルの本当の狙いとは?

なぜ今、イスラエルがガザを攻撃しているのか?
文字通りの理由は、最初にイスラエルの少年3人が殺されて、その返しにパレスチナ人青年が生きたまま焼き殺されたためだ。ハマスがロケットをイスラエルに対して飛ばして、イスラエルがガザを攻撃して、7月13日現在では、170人以上のパレスチナ人が殺されてしまっている。
とのことになる。

しかし、根本的な理由としてあるのは以下の2つであるはず。
①パレスチナ人らはガザとハマスが互いに協力することになっている。つまり、世界的にみれば、イスラエルに対して「パレスチナは一つになったから、交渉を進めろうー!」と圧力がかかるはず。それを受け入れたくないから圧倒的な軍事力でガザを攻撃して、子供も含めた多くの民間人を殺している。
②イスラエルが常に問題視しているイランの原子力問題は解決に向かっているはず。つまり、イスラエルは孤立してくるはず。それを何としても止めたい。駄々をこねる子供みたいに。俺を見ろ!こっちを見て!と言いたいようなものだろう。
国際政治の問題で多くの命が失われている。



今までにこのブログでパレスチナ関係で書いたことを改めて添付する
他もあるから検索してみてください

パレスチナ人らはパスポートをもっていない

人の命を数字で語ってはいけないが、ガザの犠牲者は300倍





2014年7月10日木曜日

日本の新聞社だからこそ答えた理由にもなったはず

9日の朝日新聞にラフサンジャニ師の記事が載っていました。

「イラン「イラク対応、米に協力」 元大統領に単独取材」


はじめて認められたことが多いから、すごい!エライ!イランの新聞でさえ、たくさん引用している。
朝日新聞記者の努力も含め、多くのことが関わっている。その上、大きな理由は「日本」の新聞社であることが大きい。イランがイラクに顧問でありながらも革命防衛隊を派遣していることなどが初めらて認められた。よくぞ聞いた!
イランも含め、中東では、日本が非常に歓迎されている。日露戦争以降、好かれているから、他の人も利用しよう!日本の方々、もっと使いましょう!
まあ、専門家の私は、ラフサンジャニ師が話したことを概ね、予測していたから、内容にそれほど驚かなったけど。認めたことに驚きはあるよ!

2014年6月13日に 
イラクの悲惨な状況で米国とイランは協力する可能性が高い

7月5日に
国際問題にもなったイランの原発問題を解決するしかない

それにもし、私は専門家としてi意見を聞かれていれば「なぜ、ラフサンジャニ師はこのような立場で発言できるにコメントしたね。彼はバックに国民がいるからである」とコメントしたな。新聞にも出ていたが、彼は2009年にハメネイ師と違って不正を訴える人々の意見を聞き入れていたからだ。今日のイランの新聞にもたくさん、こののインタビューが多く紹介されていた。

2014年7月9日水曜日

大統領選挙で一票も譲らないアフガニスタがは羨ましい

アフガニスタンの大統領選挙は、第二次まで行っているが、二人の候補者らは選挙結果に不正があるとして、受け入れなくて、今なお議論が続いている。自爆テロが続く国でな。

アフガニスタン:大統領選 元外相「元財務相側が不正」


アフガニスタンの西隣のイランは2009年の大統領選挙で、結果発表の翌日から全国も含め、外国に住むイラン人らも、街頭で「私の票はどこへいったのか?」のプラカードを手に無声デモを行っていた
2009年6月にテヘラン市だっけで300万人が街頭デモを行った。1200万人の都市でさ!
その次の金曜礼拝で、最高指導者とされているハメネイが演説で「100万票の差ならともかく、これほどの差があるのだから、結果を受け入れろ!」と話した。
一票だって、重要なのに、ムサビとキャッルビ師らは、自宅軟禁されているまま。それにもハメネイ最高指導者が命令を下したと、、、、

多くの戦争を経て、民主主義を歩み始めたばかりのアフガニスタンは羨ましい!そして、エライ!
なにが、イランは共和国だって?!100万票を馬鹿にしている国だって!
両国をあわせて、ペルシアと呼ばれていた


以前、2011年に書いたものを再度貼る。
____

アフガニスタン、イラクよりも低いデモクラシー・ランキングのイラン

面白くないランキングを
http://graphics.eiu.com/PDF/Democracy_Index_2010_web.pdf
イランでの民主主義は隣国のアフガニスタンよりもイラクよりも、パキスタンやアゼルバイジャンよりも、トルコよりも(完全にですけれども)悪いランキングにあります。かろうじてサウジと北朝鮮よりましなだけ・・・
デモクラシー・ランキングの調査方法は(英語)http://www.economist.com/media/pdf/democracy_index_2007_v3.pdf
ここで楽しくイランのことを紹介しようにも・・・
見合うほどの中身を探すことの難しさ・・・
22位の日本にいられて、幸せ

>>>2014年に加えれば>>>と言っても投票権がない私!幸せかな?

2014年7月5日土曜日

国際問題にもなったイランの原発問題を解決するしかない

ウィーンで、イランと6ヶ国協議が進められているが、イラン体制はそれを解決するしかない。イラン国民は、世界で状況に不満を持つ第二位なんだ
先月27日に発売された現代思想誌のロシア特集号にそれも書いた。ここに加えると
ロシア‐帝政からソ連崩壊、そしてウクライ
___________
アフマディネジャドの28年で、原子力関連事業はすすめられ、数多くの経済制裁がイランにかけられたため、国内の経済不快指数は50から70%に跳ね上がった。10%を超えるだけで高いとみられるこの数値は、インフレ率、失業率、金利が足され、経済成長率が引いたことで計算されるため、イラン国民のおかれていた悲惨な状況は伺える。先日発表されたギャロップ社の世論調査においても、イランは「状況に不満を持つ国民」で世界第2位になっていたことからもそれは理解できる。

2014年6月27日金曜日

発行された現代思想誌でイランとロシアを

現代思想誌に書かせていただいたのは、今日発売されました。他の方の文章はまだ読んでいないが、こちらが書いたものは : 中東とロシアの関係に新たな考え方になっていれば嬉しいです。イラクのISISの危機にもロシアが関わって来ているからね。ご感想をお聞かせください
ロシア‐帝政からソ連崩壊、そしてウクライ
前にもしょうかいしたまえがきは・・・
北にいる熊との難しい付き合い方のイラン

ソ連崩壊後の地域連帯を目指し、はじまった「アジア信頼醸成措置会議(CICA)」は今年5月、中国の上海で開催された。26ヶ国のアジア・中東の首脳が参加したが、ウクライナ情勢を受けたロシアの動きに注目が集まった。中国は、ロシア産ガス輸出に用いられるパイプライン建設の契約で更なるロシア接近を図った。プーチン大統領と中国の習近平主席らに並び、イランのルーハニ大統領も会議に出席した。
イランの大統領が上海に到着した日に、北部の人々が思わぬ光景を夜空でみることとなった。「UFO出現」とも言われたが、後にそれはロシアが実験で発射した弾頭ミサイルであることが判明した。ミサイルは、イラン国境北部のわずか1500キロにある、ロシア南部のカプスチン・ヤル基地から発射されたものだった。イランは、ロシアと陸でつながっていないものの、世界最大の湖、カスピ海を通して隣国である。結婚相手が選べても隣人が選べないことわざのように、イランが熊の国とも称されるロシアと付き合うしかない状況にある。

本文で、現時点のイランからロシアとの関係を考える。歴史において、ロシア、そして、国際政治が国内政治にどのような影響を与え、政治体制を作り出したのか。人々の歴史的記憶がそれらにどのような影響を与えたのか。その上、今後のイランはどのような状況になる可能性があるのかを考える。本文は、イラン出身の筆者の今までの現地調査も含めた研究結果に基づいて、書かれている。

2014年6月25日水曜日

FIFAワールドカップのボールを誰がつくるのか?

http://avaxnews.net/fact/Inside_the_Pakistani_Factory_thAn employee uses hot air as she sticks outer panels on a soccer ball inside the soccer ball factory that produces official match balls for the 2014 World Cup in Brazil, in Sialkot, Punjab province May 16, 2014. (Photo by Sara Farid/Reuters)at_Makes_World_Cup_Soccer_Balls.html
日本も含め、どこかが勝った、負けただけを考えて言い訳?ローマ帝国で言われていた「民衆にパンとサーカスだけ与えれば、支配できる!」ということは、現在に続いているだけではないか?考えるきっかけはどこにでもある。
彼女たちの賃金は?バングラデシュで服を作る工場でおきた火災で多くの命が奪われたのを忘れていないだろうか?

2014年6月23日月曜日

イラクの残虐なグループ、ISISとISILの違いは無い!? 同じもの!

このブログに書いているのは一般の日本人向けですな。どうでもいい話のようで基礎的な話を書いている。一般市民として、他の一般市民に情報を提供しているだけだ。

大学やシンクタンクに所属する研究者らがフェイスブック等で「いいね」もしなければ、参考にしても、こちらの名前に触れないことに怒りを感じることも少なくない!

基礎的なところに戻って、どうでもいいことでもあるような基礎的なことを書くしかない。

今、イランの西隣のイラクで残虐な行為ばかりを行っているテロ・グループは「ISIS」か「ISIL」で呼ばれている。基礎的なことを書くと・・・ 両方は、同じであって、違いがない。ISIは「イラク・イスラム国家」を意味する。
SとLの由来はどちらも同じだ。アラビア語由来か、英語由来かの違いだ。
アラビア語で、Shaamと呼ばれ、英語(フランス語)で同じところをLebandと呼ぶ。その地域は、シリアの首都ダマスカスを中心とした地域だ。
岩波書店の世界誌、今年の2月号に書いたので、ご参考にどうぞ。

2014年6月22日日曜日

日本サッカー観客は世界の見本に

日本のサッカー試合の観客は、イランをはじめ世界で見本になっている。試合終了後の清掃している写真などに多くの人が感動している。Tavana、「社会運動の見本」のサイトで紹介されている。本当に日本人はエライ!

2014年6月17日火曜日

国家と言う制度があってよかったか?

イランのサッカーチームがワールドカップでFグループに入っていて、今朝ナイジェリアと試合をした。ひきわげだった。スポーツ試合にあまり関心がないけど、イランの政治家の写真を二枚。
ルーハニ大統領が、自宅で試合を観戦中。頭にターバンを巻いていない上、服はスポーツ服か?

ウィーンで核交渉を行っている外相などが会議所で観戦中。座っている女性はどんなスタッフかな?通訳でなさそうだ。格好いい!

国と言う制度が存在するから、誰かが、大統領になるし、外交官も必要になる。
イラクで殺されている市民もゆっくりサッカーを見たいだろうに。殺されることを懸念しないといけない、悲惨な状況にいる

2014年6月16日月曜日

イラクのISISとイランの死刑制度の話を文化放送で

2014年6月18日、朝10時5分から文化放送のデイトライン(クニマル・ジャパン)で「イラク内戦をおこしているISIS」と「イラン 変わる死刑制度」の話をします。暗い話だな・・・それにどっちも長いものだよ・・
関東の方が、ネット上でも聞けます。
詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/

2014年6月13日金曜日

イラクの悲惨な状況で米国とイランは協力する可能性が高い

イラクの首都バグダードに迫っているISISと言う過激なイスラム思想のテロリストだが、地域全体に危機として存在している。礼拝をしないと、殺される!!!何がイスラム教だ!
シーア派の最高の宗教学者シースタニ師が「武器を手に取って戦って」とファトワの宣言をした。

また、イランとの国境に50キロほどまでに押し迫っている。
米国とイランは協力する可能性が高いようだ。

2014年6月10日火曜日

6月27日(金)発売予定の現代思想誌、ロシア特集号で

6月27日(金)発売予定の現代思想誌、ロシア特集号http://www.seidosha.co.jp/index.php
で以下のタイトルとまえがきで文章を書かせていただきました。雑誌の許可を得てまえがき文をこちらに載せます。
ぜひお読みになっていただければ、ご感想をお聞かせください。
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北にいる熊との難しい付き合い方のイラン
まえがき
ソ連崩壊後の地域連帯を目指し、はじまった「アジア信頼醸成措置会議(CICA)」は今年5月、中国の上海で開催された。26ヶ国のアジア・中東の首脳が参加したが、ウクライナ情勢を受けたロシアの動きに注目が集まった。中国は、ロシア産ガス輸出に用いられるパイプライン建設の契約で更なるロシア接近を図った。プーチン大統領と中国の習近平主席らに並び、イランのルーハニ大統領も会議に出席した。
イランの大統領が上海に到着した日に、北部の人々が思わぬ光景を夜空でみることとなった。「UFO出現」とも言われたが、後にそれはロシアが実験で発射した弾頭ミサイルであることが判明した。ミサイルは、イラン国境北部のわずか1500キロにある、ロシア南部のカプスチン・ヤル基地から発射されたものだった。イランは、ロシアと陸でつながっていないものの、世界最大の湖、カスピ海を通して隣国である。結婚相手が選べても隣人が選べないことわざのように、イランが熊の国とも称されるロシアと付き合うしかない状況にある。

本文で、現時点のイランからロシアとの関係を考える。歴史において、ロシア、そして、国際政治が国内政治にどのような影響を与え、政治体制を作り出したのか。人々の歴史的記憶がそれらにどのような影響を与えたのか。その上、今後のイランはどのような状況になる可能性があるのかを考える。本文は、イラン出身の筆者の今までの現地調査も含めた研究結果に基づいて、書かれている。

2014年5月22日木曜日

嬉しいいいい!

写真: ‎مهندس بهزاد نبوی، دکتر عبدالله رمضانزاده آزاد شدند
***
بیش باد و مبارک است آزادی سرفرازانمان‎
イランが普通の国になりずつある。原発関係の交渉で6ヶ国協議と話がうまくいっているようだし・・
そして、国内で意味のない理由で2009年大統領選挙後に逮捕されている政治犯らは開放されているなど、など!上の二人はBehzad Nabaviさんと、Mostafaa Taajzade さんが今、エビン刑務所から出たとの速報が入った!嬉しいいいい!この二人も含め、大勢の人たちの抗議が実を結んだことだ。嬉しいいいいい!

2014年5月21日水曜日

ロシアとイランを現代思想誌に、、、北にいる熊との難しい付き合い方

このブログを始めたころには、イランを中心に中東は、残念ながら面白くない状況だった。皮肉など少しでも理解してもらえるように、状況を紹介していた。
しかし、今のイランに限れば、展望が開かれている。私の役割はもうほぼ終わったのではないかと?
無償でここに紹介するのは、もういいかなと。
講演会やメディア、顧問などとしてなら、まとめて話すし、意見を言うけどさ。相変わらず、読んでいて、状況を理解しようと努力している。無償で書くのをやめようかと思うだけだ。

今、7月に発売予定の現代思想誌ように、ロシアをイランからどう見えるのかを仮タイトルで「北にいる熊との難しい付き合い方」として書いている。
ウクライナの状況でロシアだけみてわかるようなものでないはず。国際政治は多方面から見るべきだと思うから、イランを中心に、イスラエルも混ぜて書く。

岩波書店の世界誌ように書いた「下」一家族3世代の女性からみたイラン・イスラム共和国 ロシアと米国の間にありながらも続けられる人間の知恵 (仮) は、こちらの未熟さは大きく影響していて、まだ出版時期が決まっていない。

現代思想誌に恥をかかせないようにします。ロシア特集号ですから、なおのこと。頑張りますわーーー!

2014年4月17日木曜日

イランで永久的になった二人の女性の写真

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昨日4月16日のイランのネットはこの写真でもちきりだった。息子を殺された母親は死刑台に上った犯人のロープを外すことになった。つまり、キサース、(被害者が蒙ったのと同様の苦痛を加害者に与える刑罰)をあきらめた。上の写真は二人の母親が抱きしめて泣いている。賠償金をもらって許した。賠償金を息子の名前で学校を建設することになった。サッカーが得意だった被害者の希望にあわせてサッカー使節も入るそうだ。
今日の英国のガーディアン紙の一面もこのニュースだった。

私は、イスラム法での、キサースの実刑に大きな問題があると思う。殺したら殺されるという判決は、結局は、被害者家族に更なる精神被害を与えるのではないのか。二人の母親の泣く姿は永久的に残るものになったのは、この法律の問題の所為ではないか。

2014年4月10日木曜日

もっとも信頼している一人の学者が早稲田大学で講演会

4月11日金曜日に、早稲田大学で講演会が行われます。イラン人研究者のFariba Adelkhahさんがもっとお信頼している学者の一人なので、ご参加をお勧めします。
案内はコピペで
__________
パリ政治学院(Sciences Po / CERI)研究員来日講演会のご案内
 早稲田大学イスラーム地域研究機構では、現在来日中のパリ政治学院(Sciences Po
/CERI)の研究員2名による講演会を、下記の要領により開催いたします。それぞれ北アフリカとアフガニスタンのイスラームに関するご講演です。年度初めのお忙しい時期に直前のご連絡となってしまい大変恐縮ですが、公開の講演会(事前登録不要/無料)ですので、ふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時: 2014年4月11日(金) 15:00~18:00
会場: 早稲田大学120-4号館4階405会議室
地図: http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
講演者および演題:
マルシャル(Roland MARCHAL)氏 (パリ政治学院Chargé de recherche)
演題:
サヘル(サハラ砂漠南縁地域)における武装イスラーム集団の力学:
 今後の調査のための論点 (Dynamics of armed Islamist groups in the Sahel: some questions for further research)

 アーデルハー(Fariba ADELKHAH)氏 (パリ政治学院Directrice de recherche)
演題:
土地と戦争: アフガン危機の人類学的分析試案
(Land and War : A tentative anthropological analysis of the Afghan crises)

言語: 英語(通訳なし)
お問い合わせ:
早稲田大学イスラーム地域研究機構
info(at)islam.waseda.ac.jp
TEL:03-5286-1749

2014年4月1日火曜日

4月9日の文化放送でイランから見える世界、ロシアの話しを

日本は新年度になり、イランはニールーズ(春分の日)を経て新年になりました。東京外国語大学・
アジア・アフリカ研究所のジュニアフェローとして、初めてメディアでの仕事をさせていただきます。

2014年4月9日、朝10時5分から文化放送のデイトライン(クニマル・ジャパン)でイランから見える世界の話をします。米国は重要な国であるが、イランの北に世界最大の面積のロシアがある。
この地図らを見てもわかるように、アジアと中東の北、すべてがロシアである。欧州なんて小さく見えるほどだ。クリミアは、黒海のなかの大きな島であったが、ために、アラビア語由来の名前で呼ばれるようになったのではないかと。ロシアの国名もこのウクライナ由来であることを忘れないように。ベラー・ルーシーが元である。今のロシアはなぜ黒海に近づきたいのか?イランは北の隣国をどうかかわるのか?少しだけ話す。
時間が許せば、東のアフガニスタンの大統領選とパキスタン国境近くで人質にとられている国境隊の話も。時間的に無理だね?!
関東の方が、ネット上でも聞けます。
詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/