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2011年8月29日月曜日

世界第2位の塩湖が乾ききる恐れと市民が怒りのデモ

イランにあって、死海につづき、世界第2位の塩湖とも呼ばれるオルーミーエィ湖は乾燥しきる危機に面している。雨がほとんど降らなかった今年は、この20年間に建設された十数のダムや湖を二つに分ける高速道路の建設で60%が乾燥しきったとのことだ。
その危機回避の対策が必要なのに、国民議会や政権はなにもしない。
これを怒りを感じたオルーミーエィ市や近くにあるアゼルバイジャン最大の都市タブリーズで市民がデモを行った。多くの参加者らが逮捕された模様だ。
アゼリ語で「怒りをあげない人は恥を知れ」と叫んでいる。現体制は、国内でいかなる集会も警戒する。アゼリ語を母語とする人々の支援をすべきだとして、テヘランでも断食明けにデモが企画されている。
環境問題だろうとも、なんだろうとも、誰もこの体制を批判してはならないことに人々が怒りを感じている。人が集うことをとにかくとめたい。こんな体制下で選挙なんて実施できるのか?この2月の国民議会選挙は選挙演説さえできないところで、どうやって、選挙するというのか?公園のプール近くでの水鉄砲遊びをする若者らが逮捕されるくにだよ。人々の怒りはどこで爆発するかは、予測不可能。

治安部隊が市民を弾圧する映像。