素敵な読者の皆さん

2014年6月16日月曜日

イラクのISISとイランの死刑制度の話を文化放送で

2014年6月18日、朝10時5分から文化放送のデイトライン(クニマル・ジャパン)で「イラク内戦をおこしているISIS」と「イラン 変わる死刑制度」の話をします。暗い話だな・・・それにどっちも長いものだよ・・
関東の方が、ネット上でも聞けます。
詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/

2014年6月13日金曜日

イラクの悲惨な状況で米国とイランは協力する可能性が高い

イラクの首都バグダードに迫っているISISと言う過激なイスラム思想のテロリストだが、地域全体に危機として存在している。礼拝をしないと、殺される!!!何がイスラム教だ!
シーア派の最高の宗教学者シースタニ師が「武器を手に取って戦って」とファトワの宣言をした。

また、イランとの国境に50キロほどまでに押し迫っている。
米国とイランは協力する可能性が高いようだ。

2014年6月10日火曜日

6月27日(金)発売予定の現代思想誌、ロシア特集号で

6月27日(金)発売予定の現代思想誌、ロシア特集号http://www.seidosha.co.jp/index.php
で以下のタイトルとまえがきで文章を書かせていただきました。雑誌の許可を得てまえがき文をこちらに載せます。
ぜひお読みになっていただければ、ご感想をお聞かせください。
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北にいる熊との難しい付き合い方のイラン
まえがき
ソ連崩壊後の地域連帯を目指し、はじまった「アジア信頼醸成措置会議(CICA)」は今年5月、中国の上海で開催された。26ヶ国のアジア・中東の首脳が参加したが、ウクライナ情勢を受けたロシアの動きに注目が集まった。中国は、ロシア産ガス輸出に用いられるパイプライン建設の契約で更なるロシア接近を図った。プーチン大統領と中国の習近平主席らに並び、イランのルーハニ大統領も会議に出席した。
イランの大統領が上海に到着した日に、北部の人々が思わぬ光景を夜空でみることとなった。「UFO出現」とも言われたが、後にそれはロシアが実験で発射した弾頭ミサイルであることが判明した。ミサイルは、イラン国境北部のわずか1500キロにある、ロシア南部のカプスチン・ヤル基地から発射されたものだった。イランは、ロシアと陸でつながっていないものの、世界最大の湖、カスピ海を通して隣国である。結婚相手が選べても隣人が選べないことわざのように、イランが熊の国とも称されるロシアと付き合うしかない状況にある。

本文で、現時点のイランからロシアとの関係を考える。歴史において、ロシア、そして、国際政治が国内政治にどのような影響を与え、政治体制を作り出したのか。人々の歴史的記憶がそれらにどのような影響を与えたのか。その上、今後のイランはどのような状況になる可能性があるのかを考える。本文は、イラン出身の筆者の今までの現地調査も含めた研究結果に基づいて、書かれている。

2014年5月22日木曜日

嬉しいいいい!

写真: ‎مهندس بهزاد نبوی، دکتر عبدالله رمضانزاده آزاد شدند
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بیش باد و مبارک است آزادی سرفرازانمان‎
イランが普通の国になりずつある。原発関係の交渉で6ヶ国協議と話がうまくいっているようだし・・
そして、国内で意味のない理由で2009年大統領選挙後に逮捕されている政治犯らは開放されているなど、など!上の二人はBehzad Nabaviさんと、Mostafaa Taajzade さんが今、エビン刑務所から出たとの速報が入った!嬉しいいいい!この二人も含め、大勢の人たちの抗議が実を結んだことだ。嬉しいいいいい!

2014年5月21日水曜日

ロシアとイランを現代思想誌に、、、北にいる熊との難しい付き合い方

このブログを始めたころには、イランを中心に中東は、残念ながら面白くない状況だった。皮肉など少しでも理解してもらえるように、状況を紹介していた。
しかし、今のイランに限れば、展望が開かれている。私の役割はもうほぼ終わったのではないかと?
無償でここに紹介するのは、もういいかなと。
講演会やメディア、顧問などとしてなら、まとめて話すし、意見を言うけどさ。相変わらず、読んでいて、状況を理解しようと努力している。無償で書くのをやめようかと思うだけだ。

今、7月に発売予定の現代思想誌ように、ロシアをイランからどう見えるのかを仮タイトルで「北にいる熊との難しい付き合い方」として書いている。
ウクライナの状況でロシアだけみてわかるようなものでないはず。国際政治は多方面から見るべきだと思うから、イランを中心に、イスラエルも混ぜて書く。

岩波書店の世界誌ように書いた「下」一家族3世代の女性からみたイラン・イスラム共和国 ロシアと米国の間にありながらも続けられる人間の知恵 (仮) は、こちらの未熟さは大きく影響していて、まだ出版時期が決まっていない。

現代思想誌に恥をかかせないようにします。ロシア特集号ですから、なおのこと。頑張りますわーーー!

2014年4月17日木曜日

イランで永久的になった二人の女性の写真

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昨日4月16日のイランのネットはこの写真でもちきりだった。息子を殺された母親は死刑台に上った犯人のロープを外すことになった。つまり、キサース、(被害者が蒙ったのと同様の苦痛を加害者に与える刑罰)をあきらめた。上の写真は二人の母親が抱きしめて泣いている。賠償金をもらって許した。賠償金を息子の名前で学校を建設することになった。サッカーが得意だった被害者の希望にあわせてサッカー使節も入るそうだ。
今日の英国のガーディアン紙の一面もこのニュースだった。

私は、イスラム法での、キサースの実刑に大きな問題があると思う。殺したら殺されるという判決は、結局は、被害者家族に更なる精神被害を与えるのではないのか。二人の母親の泣く姿は永久的に残るものになったのは、この法律の問題の所為ではないか。

2014年4月10日木曜日

もっとも信頼している一人の学者が早稲田大学で講演会

4月11日金曜日に、早稲田大学で講演会が行われます。イラン人研究者のFariba Adelkhahさんがもっとお信頼している学者の一人なので、ご参加をお勧めします。
案内はコピペで
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パリ政治学院(Sciences Po / CERI)研究員来日講演会のご案内
 早稲田大学イスラーム地域研究機構では、現在来日中のパリ政治学院(Sciences Po
/CERI)の研究員2名による講演会を、下記の要領により開催いたします。それぞれ北アフリカとアフガニスタンのイスラームに関するご講演です。年度初めのお忙しい時期に直前のご連絡となってしまい大変恐縮ですが、公開の講演会(事前登録不要/無料)ですので、ふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。

日時: 2014年4月11日(金) 15:00~18:00
会場: 早稲田大学120-4号館4階405会議室
地図: http://www.waseda.jp/jp/campus/waseda.html
講演者および演題:
マルシャル(Roland MARCHAL)氏 (パリ政治学院Chargé de recherche)
演題:
サヘル(サハラ砂漠南縁地域)における武装イスラーム集団の力学:
 今後の調査のための論点 (Dynamics of armed Islamist groups in the Sahel: some questions for further research)

 アーデルハー(Fariba ADELKHAH)氏 (パリ政治学院Directrice de recherche)
演題:
土地と戦争: アフガン危機の人類学的分析試案
(Land and War : A tentative anthropological analysis of the Afghan crises)

言語: 英語(通訳なし)
お問い合わせ:
早稲田大学イスラーム地域研究機構
info(at)islam.waseda.ac.jp
TEL:03-5286-1749

2014年4月1日火曜日

4月9日の文化放送でイランから見える世界、ロシアの話しを

日本は新年度になり、イランはニールーズ(春分の日)を経て新年になりました。東京外国語大学・
アジア・アフリカ研究所のジュニアフェローとして、初めてメディアでの仕事をさせていただきます。

2014年4月9日、朝10時5分から文化放送のデイトライン(クニマル・ジャパン)でイランから見える世界の話をします。米国は重要な国であるが、イランの北に世界最大の面積のロシアがある。
この地図らを見てもわかるように、アジアと中東の北、すべてがロシアである。欧州なんて小さく見えるほどだ。クリミアは、黒海のなかの大きな島であったが、ために、アラビア語由来の名前で呼ばれるようになったのではないかと。ロシアの国名もこのウクライナ由来であることを忘れないように。ベラー・ルーシーが元である。今のロシアはなぜ黒海に近づきたいのか?イランは北の隣国をどうかかわるのか?少しだけ話す。
時間が許せば、東のアフガニスタンの大統領選とパキスタン国境近くで人質にとられている国境隊の話も。時間的に無理だね?!
関東の方が、ネット上でも聞けます。
詳細は
http://www.joqr.co.jp/japan/

2014年3月27日木曜日

イランからロシアがどう見えるのか

クリミア問題でのロシアならば、他の国同様にイランもいやおなく関係する。
過去200年において、数多くの戦争などでロシアに敗北し、多くの領土を奪われた。今年の冬季オリンピックのソチ近くのグルジアも19世紀初期の戦争でロシアの領土になった。
そして、今のイランと言えば核交渉の問題。ロシアが建設している原発もあるし、世界との核交渉でロシアが多くのことを握っている。イランはどうするのか??国内の動きは?各国においてどうだろうか?

ラベル名をヒントにします。今後はヒントになるようなものをここで書きます。講演会、勉強会、論文、テレビやラジオ番組、記事などのヒントになさってください

2014年3月19日水曜日

彼岸、春分の日、そして、イランの正月ノールーズ

ここで現在の政治や社会を書くと、タダ??で持っていかれるだけになるのはなんだかいやなので、最近はあまり書かない。多く情報を持っているから、聞かれれば教えますけどね?!

春分の日が近いが、それはイランで新年初日になる。それをもとにして、知恵を働かしてきた人類の偉大さを書く。これもタダでもっていかれるだろうけどさ!知恵は、共有してなんぼだろうに!ケチ!

そもそも人間は歴史を書き始まってから数千年ほどだ。人類は何万年も、何十万年も生き、地球の自然に合わせて生きてきた。
その一つは春分の日になる。北半球を中心にして太陽の登っている時間を計算して、決められる日である。天文学で、天や星の研究は何千年前からあったからね。

日本では、この時期が「春の彼岸」にあたる。これも、春分の日と関係する。冬の間、土の下に寝ていた死者が春になったら、起き上がるという願望もあって墓参りする。
イランでは墓参りはしてももっと一般的なのは、حاجی فیروز Haaji Firoozという顔や手を黒にして、踊る芸人らが街に出ることだ。太鼓をたたいたり、派手な服装を着たりする。サンタさんの赤い服と同じように目立とうと。また、今呼ばれている「ハージ」にも皮肉がある。メッカの巡礼を行った人に対する敬意を表すことで呼ばれるものである。フィールズは、ピールーズ、勝利とほぼ同じ発音。
「勝利のおじさん」と呼び、敬意をこめてハージとつけたのだろう。この呼び名にも人々の知恵が生かされている。
顔や手を黒く染めるのには、土から舞い上がったことの意味があるだろう。そのため、生き返り、勝利した者である意味かもしれない。ハージとつけられたのに、イスラム教徒への配慮があったかもしれない。生き返りが裁判の日までないと信じるから、、、まあ、まあ、メッカの巡礼へ行ってきた勝利者でざーますよと。本当に知恵を働かせたのよね。エライ!


これは、物語だけではなく、現在もイランも含めこの地域で街に出る人たちがいる。物乞いとも言えるし、芸術家とも言える。最近は女性のハージ・フィルーズもいるとか。安全性を意味するのかな?


また、春分の日の前の火曜日の夜はچهار شنبه سوریチャハアルシャンベ・スーリといって、火を焚く。拝火教、ゾロアスター教の影響とも言うが、逆にそれは拝火教に用いられたとも言える。拝火教が4000年の歴史だからと言って、人類の何万年の歴史に比べものにならない。今では、火の上を飛んで、火への願いを「私の黄色の病気をあなたのものにして、あなたの赤色の元気を私にちょうだい」と歌う。

奈良の東大寺まで行かなくても、人類にとって火がこの上ない大切なものだから、新年、春分の日の前に祭りをしたかったのだろう。「火曜日」という日本語にも関係しているのかな?

2014年3月11日火曜日

次は、本格的に米国とイランの関係を勉強しなきゃ

昨夜、岩波書店月刊誌世界の編集者の方に送りました。多分ですが、4月8日発売の5月号に載るだろう。たぶんね。
タイトルは「一家族3世代の女性から見るイラン・イスラム共和国  イラン式近代化と米国、そして、ロシア」

これからは、イランと米国の関係をしっかり勉強しなきゃ。これから大きな変化はあるだろうから、頭の準備、準備!いつ聞かれても答えられるようにな

2014年3月4日火曜日

クリミア半島の名前

クリミア半島に今、世界的に注目が集まっている。言語学的にKirimi とよむか Kariimと読むかだが、Kariimと読めば、偉大、大きい というアラビア語کریمه に由来しているはず。黒海は旧オスマン帝国、トルコ共和国は管轄していたから、そこでつかわれていたアラビア語から名前は来たのか?
今の状況の判明に関係しない、どうでもいいけ話だけどさ!

2014年2月22日土曜日

最初に聞く子守唄は、母語になり、その母語で話すこと、歌える自由

2月21日は国際的に母語で話せる日とされている。各地で母語で学べること、話せることの自由を求めてイランで人々が各地で募った。しかし、東アゼルバイジャン州で数十人が逮捕された。なぜ??母語で話すことはなにが悪いのか?
母親は最初に人間に言葉を教えるもの。子守唄の一つをクルド語とアゼリ語で。イランの標準語でそれをlaalaaii という。ラーラーイ。クルド語で
アゼリ語で


2014年2月20日木曜日

2014年4月から東京外国語大学、アジア・アフリカ研究所のJr.フェローに


1か月の2014年4月から所属は、東京外国語大学、アジア・アフリカ研究所のジュニア・フェローになります。改めて関係者の皆様に御礼を申し上げます。

2014年2月13日木曜日

『現代思想 2014年3月増刊号』に書かせていただいた

http://www.seidosha.co.jp/index.php
http://www.seidosha.co.jp/index.php
「マンデ・ラー 多方面で行き詰ったイラン政治体制とイラン国民、そして、その将来的な可能性」

雑誌は昨日2月13日に発売された。私はイランをはじめ、中東に存在する「差別や区別」の状況を書いた。有名著者らの文に並ばせていただいて光栄。イランの政治と社会情勢も当然書いた。
よかったら読んでみてください。

その一部は
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言語と断言することにも無理がある。イラン西北の地域でその流動性を明白にしよう。「子供」という一つ単語であるはずだが、西隣のトルコ共和国の公用語のトルコ語では、チュチャク、北のアゼルバイジャン共和国ではウチャクとなる。そして、これはイランの公用語のペルシア語クーダクになり、最も近いクーチャクとならば「幼い」か「小さい」との意味になる。これらすべてに、チとケは共通であることが言語学的に注目すべきところだ。

2014年2月8日土曜日

東京都民は一枚の投票用紙でイランも含め世界を変えられる

明日、2月9日は東京都知事選挙だ。投票権がない私だが、投票権を持っている東京都民はイランも含め、世界を変えられる。

110年前、日露戦争に勝利したアジアの日本は世界を驚かせた。国際政治上、英国の支援を受けていたし、東アジアを支配下に置いていた帝国だった。しかし、日本の勝利はイランも含めトルコ(当時オスマン)などのように、100年以上もロシアに苦しめられていた国々とってこの上ない喜びとなった。

それが数年後にイランで立憲革命へと進んだ。
つまり法のない国でなくなった。王が好き勝手にできるのではなく、人々が法実施のもとに暮らせるようになった。
Constitutional forces in Tabriz.jpg


東京都知事選挙では東京都民が一票でまたイランも含め世界を変えられる。
原発建設を10年以上主張しているイラン体制だが、それにも東京都民が影響を与えられる。「日本は原発を辞めた!」となれば食事も生活品高騰もふくめ、がん治療薬も手に入らないイランの一般国民にとって朗報になる可能性がある。

「原発万歳!」という選挙カーを出している候補か、自民党支援の候補に票を入れますか?
オリンピック・パラリンピックの成功は、一般国民と東京都の優秀な職員の手にかかっている。齢だから駄目だとかは全然思わない。当選するだけで、イランの一般国民まで生活苦から解放されるかもしれない。

原発ででる廃棄物の処分は、まったく見通しが立たない。何千年たっても核のゴミだ。
トイレのない家に住みたいですか?

2014年2月6日木曜日

大雪のイランと冬五輪のソチ。そして、大統領の演説中継が中止されるイラン

イラン北部に大雪が降っている。農村の人々が電気もガスも止り、生活困難になっている。近くの都市の若者らは、その人々を助けるためにフェイスブック上で約束して、現地へ向かった。助けることに成功した。SNSのフェイスブックが設立されて10年。
こんな、いい約束もあることは嬉しい。成熟した社会だ。Tavanaに紹介されていた
写真: ‎جوانان آبکناری با قرار فیسبوکی در برف ماندگان را نجات دادند
http://bit.ly/1n9lcfC

در روزی که فیسبوک ده سالگی‌اش را جشن گرفت، جوانان آبکناری، سه نفر از اهالی روستای «ماهروزه» را از محاصره برف نجات دادند. 
بیست جوان آبکناری زمانی که دیدند از تیمهای امداد و نجات خبری نیست، طی یک قرار فیسبوکی تصمیم گرفتند به کمک کسانی بروند که در برف و بحران مانده‌ بودند. 
تیم نجات پس از ساعت‌ها تلاش توانست، سه نفر را که در یک گاوداری در برف محاصره قرار گرفته بودند، نجات دهد. 

 یکی از جوانان آبکناری‌  http://bit.ly/1n9lcfC‎

残念ながら、壊れてしまっている家。この写真を見たら住んでいた青森かと思った。


オリンピックが行われるソチ近くまでは、19世紀までペルシア(当時のイランの国名)の領土だった。ロシア帝国との戦争に負けてからロシアの領土になった。ソチのことを報じるメディアは多いが、その歴史や旧ソ連独裁者スターリンとの関係はほとんど出ていない。毎日新聞がスターリンの別荘地の写真を載せていたが、テレビは?
この続きの話を次の岩波書店の世界誌ように書いて提出積みだが、いつ載るかは未定。

イランの政治の話で「ルーハニ当選後素晴らしい状況だ!」とほめる報道が多いが、まったく違う。昨夜、彼のテレビでの生中継での演説が中止された。イランも含め、世界各国にある様々な問題を見ないで、一方通行で伝えるのに、多くの疑問が残る。

2014年2月2日日曜日

中東の二大言語、トルコ語とペルシア語の関係

今月中旬に発売される青土社の現代思想誌の「マンデラ特殊号」に書いたものだが、言語分類ってみなさんどのように理解していますか?
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言語と断言することにも無理がある。イラン西北の地域でその流動性を明白にしよう。「子供」という一つ単語であるはずだが、西隣のトルコ共和国の公用語のトルコ語では、チュチャク、北のアゼルバイジャン共和国ではウチャクとなる。そして、これはイランの公用語のペルシア語クーダクになり、最も近いクーチャクとならば「幼い」か「小さい」との意味になる。これらすべてに、チとケは共通であることが言語学的に注目すべきところだ。
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当たり前のことだけどさ。人々が移動すると自らの言葉も持っていくし、自らの言葉も変わるし。
中身は政治が多いけど、、、言語のことも。
現代思想誌に書いた文のタイトルは。よかったら読んでみてください
「マンデ・ラー 多方面で行き詰ったイラン政治体制とイラン国民、そして、その将来的な可能性」

2014年1月30日木曜日

2月中旬発売予定の「現代思想誌、マンデラ氏特殊号」に原稿を提出しました

2月中旬に発売予定の現代思想誌が「マンデラ氏の特殊号」になっています。
それに合わせて以下のタイトルで9000字ほどの文を提出いたしました。
誤字脱字も多いものなので、編集者の方に大変なご迷惑をおかけしますが・・・
タイトルは
「マンデ・ラー 多方面で行き詰ったイラン政治体制とイラン国民、そして、その将来的な可能性」
にしました。
イランとアフガニスタンの関係、そして、イランの政治体制の問題
よかったら読んでみてください

2014年1月23日木曜日

岩波書店月刊誌世界のご感想をいただいた

友人の方が以下のように世界誌に書いたご感想を書いてくださった。
http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=5183582
情報をまとめてくださっていることに改めて感謝します。
中東研究者も書いてくだされば、嬉しいですがね。
http://pub.ne.jp/Sightsong/?entry_id=5183582
巨匠ゴバディとパナヒ映画監督らのことを気にしておられていることに、なんとも申し上げられないほどの気持ちです。本当に何とかなってほしいですね。