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2014年2月2日日曜日

中東の二大言語、トルコ語とペルシア語の関係

今月中旬に発売される青土社の現代思想誌の「マンデラ特殊号」に書いたものだが、言語分類ってみなさんどのように理解していますか?
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言語と断言することにも無理がある。イラン西北の地域でその流動性を明白にしよう。「子供」という一つ単語であるはずだが、西隣のトルコ共和国の公用語のトルコ語では、チュチャク、北のアゼルバイジャン共和国ではウチャクとなる。そして、これはイランの公用語のペルシア語クーダクになり、最も近いクーチャクとならば「幼い」か「小さい」との意味になる。これらすべてに、チとケは共通であることが言語学的に注目すべきところだ。
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当たり前のことだけどさ。人々が移動すると自らの言葉も持っていくし、自らの言葉も変わるし。
中身は政治が多いけど、、、言語のことも。
現代思想誌に書いた文のタイトルは。よかったら読んでみてください
「マンデ・ラー 多方面で行き詰ったイラン政治体制とイラン国民、そして、その将来的な可能性」