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2011年12月13日火曜日

「最高指導者ハメネイに向けた手紙を書こう」と呼びかける一人の映画監督

イランの政治、社会状況は滞っているとしかいえない。
1年半を政治犯として刑務所にいたMohamad Nourizad(モハマド・ヌーリーザード)映画監督は刑務所から出てからも毎週、最高指導者ハメネイに公開書簡を送っている。
「親愛なる最高指導者」で始まり、いかにイラン国内で人々が殺されたり、政治犯を被らせられ、拘束されるのかを「ご存知でないかもしれないから書く」と続ける。
彼は第15通の手紙で自らの命は次の週までないかもしれないと書いた後に
「この手紙を読んでくれるどなたも最高指導者に丁寧な手紙を書いて、自ら感じた問題点を明らかにして。私が殺されても、この道が続くようにしましょう」と。
ペルシア語理解者にぜひともお勧めしたい書簡だ。涙ぐましい苦労が読める。読むしかしていない自分が恥ずかしい。
http://nurizad.info/index.php/nurizad/15570

その中で、一時期ハメネイに「無二の親友」とよばれていたラフサンジャニの名前もあれば、文明間対話を世界に出したハタミ元大統領の名もある。これからハメネイに向けた丁寧な書簡の嵐が始まるだろう。
ノーリーザード監督は2009年までハメネイと交流していただけに、丁寧に書いてほしいと願っているのだろう。
自分も書くのかも。というより、書かざるおえないだろう。書いたらここでまた訳したものを載せる