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2013年10月29日火曜日

ロウハニ大統領は黙っていいと思っているのか?

これは、噛まれた跡の手の写真だ。自宅軟禁されている2009年大統領候補のムサビ氏と夫人のラフナバルド博士の娘がネット公開した写真だ。シーア派にとって、最大とも言えるガドィール祭、マホメド預言者が後継人に従妹のアリーを選んだとされる祭りだ。この祭りで、マホメッド預言者の血を引く人たちの家を訪ねたり、祝賀を送ったりする。Mir Hosein Mousaviという名前からもわかるようにムサビ氏もシーア派が最初のイマームとするアリーの子孫だ。、

それなのに、親に会った後に、自宅で常に検問している娘らは全裸になるように求められ、それを断った娘の一人は殴られ、手をかまれた。
イスラム教シーア派をここまで侮辱してどうするのか?開放されるところか、ひどい目に合わせてどうするの?
いずれかなりたい日本企業の経済顧問の自分だが、聞かれれば今のイランへの投資を止めるようにアドバイスするだろう!
革命の精神的リーダの故ホメイ師も愛したら元首相を1000日間も自宅軟禁して、なにが外国から投資を呼び込みたいのか??自宅軟禁と簡単に書くけど、裁判はあったわけではないし、そうした刑がいかなる法律にも存在しない。自信があるなら、公開の裁判にかけて、刑務所行きにせよ!
ロウハニ大統領は黙ってて、いいと思っているのか?核交渉をするザリーフ外務大臣がフェイスブックで「ガディール祭おめでとう!」と書いたら、数千件の批判コメントが出ていた。
外国にいい顔してても、国内の政治状況を改善させないとどうにもならない。ロウハニへの投票はそれを期待して票を入れた私のような人がいる事実は忘れられるものか?新政権の姿勢への批判はイラン国内で高まっている。ハメネイ最高指導者をはじめ国内過激派への対応は求められている。

岩波書店の世界誌12月号、11月8日と12月18日発行の1月号にイラン・イスラム共和国を見るのを書いた。詳しくはそちらで読んでください。