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2012年7月6日金曜日

「戦争状態」にあるイラン

ご心配をおかけしています。まとまった文を書こうと思いながらですが、なかなかすすみ具合は・・・

今のイランの状況は「戦争状態」だ。もちろん戦争ではないけど、近いものだ。ペルシャ湾を締めると言ってみたり、米国は軍艦らをペルシャ湾に送ったり。

この戦争状況で一番きつい状況にいるのはイラン国民。

国家予算の半分、外貨取得の8割を原油輸出に頼っているイランとイラン国民にとって、この経済制裁はこの上ないダメージを与えている。国際エネルギー機構IAEの予想では、イランの原油輸出が2012年夏まで40%も減るとの計算だ。単純計算すれば、イラン国家予算は3割ほど下がる。今のイランは物価高がこの上なく、半年で倍になる鶏肉の値段もあれば、日本のスーパー価格よりも高い牛肉の値段もある。インフレ率が40%とも言われるほどだ。